週末、「南の星を観る会」に参加しました。
一年中で一番星がきれいに見えるというこの季節、しかも月のない夜という年一度のこの企画。
素敵なホテルではSPA、ファゼンダでの乗馬やテニス、魚釣りにアスレチックやプールなどなど。
星が見えない場合でも
同行して下さっている天文学者JULIO LOBO先生による星のレクチャーがあるとのこと。
また1泊2日という短い時間にも関わらず
フェスタデジューニーナや豚の丸焼きなど企画盛りだくさんの楽しいツアー。
日中は最近の冴えないお天気とは、うって変わっての晴天。
一番星を見つけて、二番星が出るころから…まさかの雲が出現
すべてを覆いかぶせてしまった雲
勝手に諦めて、プールで泳いでいましたら…雲が破れて星が見えるとのお知らせが奇跡的
高精度の天体望遠鏡で
肉眼でも見ることのできる地上に散らばる南半球の星 流れ星も
幼いころ読んだ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出しました。
主人公ジョバンニは、この世で亡くなった人を、銀河鉄道にのせて天の川を渡り
終点の南十字星まで運ぶお話。
日本では観ることのできない南十字星、ロザリオのように輝いて十字架に見えるから不思議です。
赤く輝く星がサソリの燃えるような火の心
同じく「銀河鉄道の夜」で、サソリについてのお話、幼心に鮮烈で、今でも覚えています。
パンドラの草原に一匹のサソリが小さい虫を食べながら暮らしていました。
有る日イタチに見つかって食べられそうになり一生懸命に、逃げたサソリ。
しかしとうとう捕まってしまい、もがいた瞬間、前に有った井戸に落ちて行った。
溺れていくとき、サソリはこう言って神様にお祈りをしたそうです。
「私は逃げたのに、とうとうこんなになってしまった。
どうして私は自分の体を黙ってイタチにささげなかったのだろう。
そうしたらイタチは一日生き延びることができただろうに。
神様、どうか私の心をご覧ください。こんな私ですがこの次は皆の幸せのために私をお使いください」
さそり座の赤い光はこんな願いをこめた輝き。
さて、LOBO先生のお話から…
ブラジルではこの季節、織り姫と彦星は同時に空に上がってくるのです。(ロマンチック~)
「ほら、彦星は小さい子供を2人連れているでしょう」
え~ 一体誰の子~
ブラジルの七夕伝説って一体
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