中国人家族との旅
2日(木)晴れ。気温が10度までしか上がらない。北海道では積雪があったとか。安倍首相は中東歴訪で原発ビジネスにご執心のようだ。世界中に放射能をばら撒き、申し訳ないと思っている国民の声とは裏腹に「世界一安全な原発」なんて、よくも言えたものだ。
一方で、雅子妃がオランダでご両親と再会されたというほっとするニュースもある。実の両親に自由に合うこともできない皇室への嫁入りとは何なのか。もっとも雅子妃は法的には既に小和田の姓を失い、実の両親である小和田恒夫妻とは全くの他人になっている。
皇統譜という天皇家一族の戸籍に入り、一般国民の戸籍法の適用を受けないとなっているばかりか、公職選挙法にも「当分の間停止する」(公選法附則)となっており、選挙権も被選挙権もないのだ。何よりも男女差別の象徴である「皇室典範」第一条の規定である。
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第一条は「皇統は、皇統に属する男系の男子がこれを継承する」この条文が改正されない限り、愛子の天皇即位はあり得ない。雅子妃は男子に恵まれないばかりに取り巻きの女官連中や心無い世間の人々から罵声さえ浴びせられているのだ。こんな理不尽な話はない。
欧州の王政の国々でも同じ問題に行き当たり、憲法を改正して女王も可能としてきた。日本は憲法ではなくこの皇室典範を過半数で変えるだけで可能になる。現に小泉内閣でできた有識者会議は05年女性天皇を認める結論を得ながら、巻き返しに遭い、断念した経緯がある。
現憲法や皇室典範には「万世一系」という文言はなく「世襲」とだけある。これには誰も異議を挟むまい。旧憲法や旧皇室典範には「万世一系」とあった。これがこの議論をややこしくしている。そもそも天皇家が万世一系であるというのは明白なウソだ。万世一系はむしろ庶民の家系にあるのではないか。ただ辿れないだけである。
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ついここ100年を見ただけでも、明治天皇、その父孝明天皇、その父仁考天皇も全て正室の子ではなく、側室の子である。日本の天皇家も徳川家も側室制度によって血脈を維持してきたのが事実ではないか。一夫一婦制度が確立したのは本人の意思で、大正天皇が初めてであった。
大正天皇も又明治天皇の側室の子であった。男系の男子にこだわるなら、今の皇太子に側室を持たせる以外に道はない。安倍をはじめ自民党の高市早苗氏などは戦後皇籍を離脱した11宮家51人の中から男系の男子を復帰させてまで、男系を守るべきだと主張している。
全く時代錯誤も甚だしい。皇室に男系が少ないのは近親結婚の繰り返しによる弊害だとも言われている。説得力がある。そもそも男系に限るなどとする規定は江戸時代までなく、明治政府が作り上げた「伝統」でしかない。旧皇室典範論議の中で最後は伊藤博文の決断で決めざるを得ないほどの議論があった。次号で。
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