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NO2351 ドイツに学べ(11)

茶園の風景
茶園の風景 30日(火)雨、午後晴れ。今日は年金者組合内野支部の「山菜取り」行事に誘われて、吉ケ平へ。戊辰戦争で長岡藩家老。河井継之助が戸板に乗せられて会津に逃げ延びようとしたことで知られる峠。生憎、工事中で途中で止められてしまった。止む無く下田村で山菜取り。

 まだあちこちに雪が残る豪雪地帯。でも桜は終わり、蕗の薹も終わっている。タラの芽とコシアブラを摘む。終わって登山道入り口の駐車場で豚汁を作り、昼食。ここはこれから姫サユリが咲き、観光客で賑わうとか。帰途は勿論温泉につかり、ビールを一杯。

 みなさん社会意識の高い方ばかりだから、自然に安倍政権の危険性や原発問題に話が及ぶ。皆さんの疑問の一つはドイツがなぜ世界に先駆け、脱原発を決断できたか、その理由が知りたいと。私はここぞとばかりに、ドイツ人の教え子のL子の話を詳しく紹介した。

茶園労働者の住宅
茶園労働者の住宅 一番頷いてくれた話は、東京で10万人のデモが起きたことは喜ぶべきことだけれど、それがなぜ柏崎・刈羽や廃棄物処理工場のある青森県六ケ所村で起きないのかという話。ドイツの核廃棄物最終処分場候補地ゴアレーベンで10万人集会で断念に追い込んだと。

 彼女が言うには、原発や核廃棄物の問題は国民全体の問題だから、最も苦しんでいるその地に全国から駆け付けて抗議するのは当然だと考える。原発停止で地元の産業に影響が出るのは当然で、それを国民全体で考えることは当然の話ではないかというのだ。

 もう一人のドイツ在住の日本人、クライン孝子さん著「原発の謎」を読み始めている。興味深い話が沢山紹介されている。ドイツの脱原発政策に対するEUの反応は「ドイツよ、やれるならやってみろ」という冷ややかな反応だという。ドイツはそれも計算済みだと。

茶園労働者の子弟の幼稚園
茶園労働者の子弟の幼稚園 特に70%を原発に依存しているフランスとの関係がギクシャクし始めたと。クライン孝子氏によれば、マスコミが伝えない東日本大震災を巡る、米仏独の熾烈な戦いがあったという。日本人の多くは米軍による「トモダチ作戦」やフランスアレバ社(フランスの東電)東電支援は善意の行動だとみられているが、そうばかりとは言えないのだという話。

 日本では意図的にドイツの脱原発に対するネガテイブな情報が流されているけれど、例えば、ドイツはフランスから原発による電気を輸入しているという話も、10年に限ってみれば、フランスのドイツからの電気輸入の方が多い(16.1対9.4テラ㍗)という事実。

 こうした明らかな風評がどこから流されているかについて孝子氏は「独仏のエネルギー政策を巡る昨今の不仲をみますと、何となくその出所はどこか、想像できるような気がしないではありません」と述べている。それにフランスアレバ社と関係の深い東電がらみも?
 

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