養蜂所内
27日曇り時々晴れ。急に午後からテニスのお誘いがあった。昨日は金曜デモで、「原発いらない」と声を張り上げたが、無力感もある。この国には絶望だ。先週日曜日に投票のあった糸魚川市議選で脱原発に取り組んできた鈴木勢子さんと共産党が1議席を失った。
今の日本全体の雰囲気そのもの。目先のことにしか関心を持てない人々が地縁、血縁でしか投票できない情けなさ。鈴木さんは原発の他にも女性や弱者のために闘ってこられた方で、青海町議時代、自民党議員(若手)からいじめに遭い、全国に名を知られた人だ。
中学時代から母親の議員活動を見てきた娘さんが「これだけ頑張ってきても市民から評価されないなら、立候補をやめたら」と言われたと、ブログに書かれている。まともな国、まともな市民ならトップ当選させてしかるべきなのに、私の心もますます折れるばかりだ。
養蜂箱が並ぶ
ドイツが脱原発を閣議決定したのが福島事故から3か月後の6月6日。単なる決意表明ではない。きちんとした工程表に基づくものだ。全17基中、32年以上の古い原発の即時停止、15,17,19年にそれぞれ一基ずつ、21年、22年に3基ずつ閉鎖するとしている。
代替エネルギーの開発も「エネルギー革命」の名のもとに、具体的にスタートした。日本やフランスなども「出来るはずがない」と冷ややかに見ているが、ドイツは真剣だ。単なる原発の代替ではなく、化石燃料使用からの脱却を目指す「非炭素社会の実現」だと。
日本に次ぐ世界第4位の経済大国が原発や化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を目指すのは勿論世界初で、実現すれば画期的なことだ。ドイツの自信は福島事故の11年に再生可能エネルギーの割合が原発の割合を超えた実績に基づく。8基の原発を止めたためだ。すでに全体の中に占める割合は20%を超えた。
山一面の茶畑
ドイツのエネルギー革命の柱は風力発電を中心にした代替エネルギーの開発と省エネだという。前者については陸上・海上発電の大幅拡大、送電網の拡充、天然ガスによる火力発電(つなぎ)の増大。ドイツ北部バルト海の洋上発電が中心になる。工業の中心は南部にある。
従って、北部から南部への送電網が必要になる。すでに洋上発電の拡充のため、15年としていた洋上風力発電への補助金削減開始を18年に延期し、10か所の発電施設建設用に日本円で計5800億円の資金を投与。同時に既存の風力発電の効率化計画も策定した。
ドイツの強みは今や保守政党や大手電力会社も含めて国が一丸となって再生可能エネルギーに取り組んでいることだ。政府が中心になって原発が採算的にも割に合わないことを電力会社に納得させたことも大きい。電力会社も国民の環境重視志向に逆らえないのだ。うらやましい限りである。日本はまるで続く気がない。
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