4月の日本史ワークショップでは、江戸時代の天文学者であり数学者の安井算哲についてに学びました。
映画「天地明察」を鑑賞したあと、ワークショップで歴史的背景を確認しました。
安井算哲は江戸時代の初期に、当時日本で使われていたカレンダーが正しくないことを見つけ、計算や観察によって、日本ならではのカレンダーを考案した人物です。
当時カレンダーを変えることは、朝廷と幕府との対立もあり、大変なことでした。
いろいろな困難を乗り越え、最終的には改暦を成功することができます。
映画の中では安井算哲の仕事にかける情熱や、挫折がドラマティックに描かれており、また仲間や家族、権力者に支えられながら目標を達成していく姿に励まされました。
もともとの安井算哲の職業は囲碁士です。いろいろな才能を持っていた天才努力家であったことは確かですが、改暦という大きなことを達成できた理由のひとつには、人脈があります。
上級武士や貴族、学者との交流を広く持っていた算哲は、いろいろな人の力を借りて歴史に残る大事業を成功させました。
ここでのワークショップでは安井算哲の偉業を学ぶと同時に、そこから自分たちは何を学べるかを考察します。
生徒たちが目標を達成する要素の一つに、リソースの活用があると思います。
ワークショップでは、人脈、経験、時間、強み、興味関心、やる気の6つの点に焦点をあて、それぞれ書き出しながら、そしてクラスメイトと話ながら、整理をしていきました。
最初に空欄が目立ったのは、「強み」の欄です。
自分ではなかなか気づくことができない「強み」をクラスメイト同士で見つけあい、最終的には全員書くことができました。
生徒の皆さんにはぜひ引き続き、この6つ点から自分のリソースを整理することを身につけ、目標達成のプラン作りに役立ててもらいたいと思いました。
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