キャメロンの椿
23日(火)快晴で一週間ぶりのテニス。今日「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」という奇怪な団体が169人も群れて参拝した。いかにも日本的な参拝方法だが、恥ずかしくないのかな。戦死者を悼むというなら、故人の墓や仏壇に静かにお参りすればいい。
神社と言いながら靖国神社は特定の神様が祀られているわけでもない。そもそもは天皇軍対幕府軍の戦いで天皇軍のために死んだ人々を祀るために建てられた政治的な神社である。従って天皇に逆う形で死んだ西郷隆盛や板垣退助も対象外。まして反戦で死んだ人はお断りなのだ。同じ国家の犠牲者のに。
その後、日清以後の戦死者も合祀し、各県一社の護国神社に分祀としての役割を持たせ、新潟では、太平洋戦争開始の41年に創設された。今は賊軍とされた幕府軍の死者も合祀されているが、靖国神社は一層政治的性格を強め、A級戦犯刑死者14名も合祀してしまった。
新潟の椿
そこに総理大臣や国務大臣、国会議員が頭を下げて参拝するということは、被侵略国のみならず、国民に対しても戦争責任を曖昧にし、一億総懺悔の視点に立てと言われているようなもので、断じて許せない。憲法第20条の信教の自由を侵すものだ。(高裁判決)
国家間の問題を置き去りにして、「国内問題だ」とか「信教の自由だ」などという屁理屈を言い、戦略的互恵間で経済だけはうまくやりましょうなどと虫のいい話が通じるわけはない。誰もがわだかまりなく参拝できる千鳥ヶ淵墓苑を国立墓地にすればいい。
この点でもドイツとは対象的だ。日本のようにA級戦犯が戦後総理大臣(岸信介)になり、海軍主計中尉というれっきとした旧帝国軍人が総理大臣(中曽根康弘)になるようなことはドイツではあり得ないし、新しい歴史教科書もドイツでは出版さえ認められない。
ドライミーとトムヤムクンスープ
電力問題に移りたいのに、毎日次々とおかしな動きが出るために、さっぱり進まない。前に書いたように、ドイツの電力自由化が一気に進んだのはここ15年前からに過ぎず、特に福島事故後の再生可能エネルギーを求め、電力会社を変更する人々が一気に増えたと。
ミュンヘンに20年近く住むジャーナリスト熊谷徹氏によれば、そもそもドイツ人は「環境保護に強い関心を持つ人が多く、自然を人間が勝手に支配してよい対象とは考えないし、自然の破壊や汚染には猛烈に反発する」のだという。我が家に来たL子を又思い出した。
「学校で小さい時から徹底的に教えられるのはヒトラーの過ちと環境教育です。うんざりするくらい」その結果、彼女は今も陸続きの国に行くときは飛行機を使わず、鉄道、バス、自転車を使う徹底ぶり。出勤も自転車。友達は「そこまでしなくても」という人もいるけど、私と同じ考えの仲間もたくさんいます。
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