新首相官邸
12日(土)本務でもない部活動だから、本来拒否できるはずであるが、そこは日本的というか、そんなことをしようものなら、校内で村八分にされてしまう。年をとってからの話だが、職員会議で校長に「5時以降私に勤務を命ぜられますか」と聞いたことがある。
勿論答えは「できません」だった。こうも聞いた「もし部活中に事故が起きたら責任は私ですか」校長「いいえ、私です」法的根拠がないと言っても、一般公務員のように残業手当を認めていれば命令は可能かもしれないが、教師聖職論で我々には手当がでない。
校長の答弁も建前論であって、実際の事件では裁判例は2通りに分かれている。今回の大阪の場合は刑事事件になる可能性が強いから、本人の責任は免れまい。部活中の事故とはさまざまで、怪我、熱中症、指導者の所要でその場を離れるなど、注意義務が問われる。
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練習試合に向かう途中の交通事故、指導者が席を外している間の子ども同士のケンカなど、それこそ予期できないような事故の可能性は常にある。本務でもない仕事中の出来事で責任だけ問われる矛盾だらけの実態が部活動なのだ。クラブ制ならはっきりしている。
さらに教師にとって苦痛なのは、親からの評価である。持ちたくもない、指導力もない部活顧問を適任者がいないからと無理矢理持たされた挙句に「あの先生は指導に熱心でない、あの先生の熱意には頭が下がる」といった類の評価が否応なしに聞こえてくること。
親はその辺の事情を知らないから、土日もなく指導をするのが当たり前だと思っているし、当然正規の手当てが支給されていると思っている。最近は自治体や学校によって公費やPTA会費から「闇」で一部補助をしている学校が増えている。あくまで「闇」なのだ。
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別の問題もある。部活動は指導さえ適切なら、それなりの成果が上がる。試合に勝てば、生徒は勿論、顧問も嬉しいし、やりがいもある。勉強はそうはいかない。まして最近の文科省や教委の方針のようにテストで競争を煽るばかりではやりがいの持ちようがない。
部活動がいじめの温床になっている場合も多い。私の家にホームステイしながら中学のサッカー部に通ったドイツ人のL君曰く「日本の部活は楽しいけど、あの先輩後輩の上下関係は嫌だし、おかしいよ。ドイツのクラブにはない」日本の縮図だとは言えなかったが。
私は学校でのスポーツを否定しているのではない。社会体育に移行し、指導者の資格制度をはっきりさせ、教師の中で意欲のあるものは採用すればいいし、民間にも優れた指導者はいるはずだ。雇用の創出にもつながる。教師を部活から解放し、授業に専念させよ。
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