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NO2222 モスリムの国で暮らす(1)

ブリチャンの街
ブリチャンの街 20日(木)長期滞在者に言わせると、今が一番悪い季節だという。KLのように土砂降りはないけれど、しとしとと降る。肌寒く、夜は布団を2枚かけて休む。でも時々陽も差すし、湿気がないから、爽やかである。新潟の天気に比べればMuch betterである。

 私のロングステイはニュージーランド、タイ、ベトナムの3か国になるけれど、モスリムの国での滞在は初めてである。シンガポール在任中、学校には警備員や用務員さんはモスリムだったし、結婚式にも招待されたりもしたから、様子は知っているつもりではある。

 でも、結局友人は出来なかった。彼らはお酒は飲まないし、豚肉は厳禁だから、「飲みに行こう、食べに行こう」とはならないのである。そうは言いながら、NZ留学中、サウジのモスリム青年とはよく飲んだし、旅行にも出た時は一緒に呑んだ。いいのか?に「海外に出ればいいのだ」と。

途中のモスク
途中のモスク そんないい加減なモスリムもいた。KL滞在中もLさん夫妻はクリスチャンで酒は飲まないが、連れて行かれたマレー系、インド系のお店でも酒類はなかった。焼き鳥を食べながら中国茶ではイマイチ、ピンとこない。キャメロンで暮らし始めて早々に戸惑っている。 

 豚肉やベーコンが手に入らないのである。大家さんに聞いてもない、今度買ってきてやるというだけ。実は毎週日曜の朝市で魚や豚肉が手に入ることを知った。ベーコンは隣町まで行かなければ入手できない。そのチャンスが今日来た。朝粥トレッキングに誘われた。

 毎週木、土の2回、朝6:45分に集合して(まだ真っ暗だ)ブリチャンという隣町まで(約5キロ)歩いて、屋台の朝粥を食べる会らしい。なんと私を含めて15人も集まった。来月になるともっと増えるらしいし、テニスも月、水、金の3回出来るようになるという。

入手できた肉とベーコン
入手できた肉とベーコン 寒いから、みんなコートを着て、リュックを背負って歩く、在住8年というMさんはゴミ拾いをしながら歩く。今年で10年になるというご夫婦もいた。魅せられた理由はなんですかと聞くと、やはり気候ですかなという。緩い坂道を約1時間でブリチャンの街に着く。

 中国系の屋台で朝食、顔なじみなので割引がある。私が食べたとってもおいしい朝粥が76円。数十種類もある肉まんや麺類も正規の値段でも108円止まりである。その後、裏道に入って行くと、外から見えない肉屋が。270円(10リンギ)で肉を切り売りしてくれる。

 今度はベーコン。普通の雑貨屋さん。Hさんが小声で店の主人に「ベーコン」というと、冷凍の立派な(10枚以上)ベーコンが新聞紙に包まれて出てきた。324円だという。別に闇市ではないが、公然とお店を出して売るのは憚かられるからだと。いや参った。

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