想いでのNZ南島
9日(土)朝起きたら屋根が真っ白。10時現在もちらちら。04分には県内全域に大雪警報が発令された。新幹線も停電で一部止まった。来週12日の出発までに晴れて欲しい。雪景色は美しいというけれど、生活者にとっては厄介でメリットになるものは何もない。
今日は「原発を考える新潟女性の会」主催の今中哲司二氏(小出裕章し同様、京大原子炉実験所万年助教)の講演会を聞きに行ったのだが、雪のため講師が到着せず、中止になった。氏の著書2冊を買ってきた。一冊はチェルノブイリ総括の「サイレント・ウオー」
氏はチェルノブイリの調査を今も続けており、福島は同じ状況に陥り、「放射能と放射線、被爆とリスクについての基本的な知識を身につけて、自分で判断しなければならない時代になってしまった」と序文に書いている。今日は直接話が聞けなくて残念だった。
想いでのNZ南島
池内了氏・世界平和アピール委員会委員。氏はドイツ倫理委員会の「原発の利用に倫理的根拠がない」に注目。倫理委員会の根幹的立場は「持続可能性と責任こそが倫理的論議を規定する」としたことを紹介した上で原発が反倫理的である論点を4点あげた。
①過疎地への押し付け(植民地的発想、沖縄の基地問題と同じ)、②放射線被ばく者への苦痛の押し付け、③放射性廃棄物の未来世代への押し付け(世代間倫理)、④世界的な規模における環境汚染の押し付け、犠牲を強いる者と強いられる者の非対称。
この非対称な構造は原発という科学・技術に内在しているもので、そのような反倫理性を当然とする科学技術を許容してもいいのかと問いかけ、これまでの科学者が科学技術に絶対がないことや原発が妥協の上の技術の行使であることを語ってこなかったという。
想いでのNZ南島
「科学者には、社会が科学・技術導入の可否を論じる際に賢明な判断を下せるように、公正で偏向のない情報を与えられているのであって、社会を先導することなど決して求められていない。科学者は自らの倫理性について改めて問い直さなければならない」と。
原子力村の御用学者は耳を澄ませて池内氏の声を聞けと言いたい。ドイツのメルケル氏に「原発を選挙に利用した」などとの批判が日本人の中にあるようだが、日本の民主党政権だって原発をきっぱりと廃炉にする工程表でも発表すれば、選挙に利用できただろうに。
身内に電力労連や電機労連などの原子力ムラの利権に群がる議員を多く抱え、それもできないような体たらくで、今頃になって「決断」なんて言っても誰も信用しない。ドイツと日本の政治家の決断力の差は、結局は国民の民主主義に対する意識の差ではないか。
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