「この世で一番美しい曲線は全宇宙を構築する」
「ブラジリア」をつくりあげた建築家Oscar Niemeyer氏のお言葉です。
お言葉通り、ブラジルの首都ブラジリアは近未来都市
1961年にブラジリアを訪問した宇宙飛行士のガガーリンは
「地球ではない他の星に降り立った気がした」と語ったということです。
(今でも近未来都市!と思えるのに、50年以上前のコト)
オスカーニーマイヤー氏は1907年 リオ生まれ
1960年から1980年のブラジル軍政下の時期は設計活動を禁止されたため
亡命に近い形でパリで設計を続けていらっしゃいましたがその後またリオに戻られました。
「この美しい海岸線、山々の稜線、ブラジルの自然の中にある曲線から私のデザインは生まれる」
リオ旅行中はずっとこの言葉をかみしめていました。
ずっとずっと憧れていたオスカーニーマイヤー氏のリオ邸宅。
どこのガイドブックにも載っていず、ガイドさんも行ったことがないと言われましたが
運転手さんのネットワークで何とかたどり着き、見ることが出来ました。
大きな石はそのまま室内へとつながっているのです
「建築はそれほど重要ではない。大切なのはむしろ、仲間、友達、家族そして人生そのものだ」
女性をこよなく愛したというニーマイヤー氏
98歳で秘書と結婚されました。
104歳で入院されながらも仕事意欲は衰えず
「仕事をしないといけないからはやく退院させてほしい」
「20世紀最後の巨匠」と言われたオスカーニーマイヤー氏
5日、旅立たれました。
家のすぐ近所の公園でもニーマイヤー氏の建築物を見ることができます。
「女性の体のラインが、この世で一番美しい」
ニーマイヤー氏の建築物、お言葉 永遠です
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