オーストラリアの海
5日(水)出国一週間前になった。2年半ぶりなので、多少の緊張感がある。今まで反原発の行動を共にしてきた仲間から「今の時期に」「原発を捨てていくのね」などと言われるのが一番つらいが、春先から決めていたことで、これでも今日まで耐えてきたのである。
航空券、ホテルの手配は全て終わっているが、現地のアパートのネット環境がバッチリとはいかないようなので、そこが今一番気がかりである。いつものことだが、自炊用に包丁、味噌、梅干し、味噌漬けなどの必需品、現地で読む本などの準備に入った。
新潟空港から韓国経由なので、どうしても長い待ち時間がある。持参する本の中に松本清張著「熱い絹」を入れる。タイのバンコクにあるトンプソン記念館。タイの絹織物を再興させたシルク王、ジム・トンプソン氏が保養先で行方不明になったのがキャメロンだ。
モーテルは旅に不可欠
私が教員になった年の事件だが、世界中で大きな話題になったのに、日本ではなぜか小さな記事にしかならなかった。広く知られるようになったのは、松本清張氏のこの「熱い絹」によってである。ドラマ化もされた。清張氏も現地取材に入っている。歩いてみたい。
選挙戦が始まった。我が家の近辺に選挙カーはあまり来ない。うるさくなくて結構だ。維新の会が又世間の批判を浴びて公約をこっそり修正していたことが明らかになった。最低賃金制の問題である。世界的なこの制度を撤廃すれば、格差拡大はさらにひどくなる。
今後の世の中の変革は女性に期待するしかないと、前号に書いたが、今回1504人中、223人で候補者全体の14.9%に過ぎない。日本の政治の後進性はこの女性の割合の低さを見ただけでわかる。ドイツのメルケル氏をはじめ、韓国にも女性の大統領が出現しそうなのに。
シドニーのパブで
民主党はマニフェストに20年までに女性候補者の割合を30%にするとしたのに、全く進まなかった。政党別の女性候補者の比率は共産党が最も高い24.8%で未来の党が23.4%、民主党8%、自民党は8%に過ぎない。世襲政治も世界的な恥だ。自民党は27.3%が世襲。
世界の女性議員の現状はスウエーデン42.7% 以下フィンランド、ノルウエー、オランダと続き7位のドイツは30・9%。日本は勿論、G8中最下位どころか、世界全体で98位という恥ずかしさである。他国は法律で女性議員の枠設定などで地位向上を図ってきた。
そもそも日本に女性大臣が初めて誕生したのが60年の中山マサ氏。夫婦別姓も実現せず、79年に国連で採択された「女性差別撤廃条約」から20年後にようやく批准し、男女雇用機会均等法が成立したのが97年というお粗末さだから、先進国を名乗る資格などない。
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