広々とした家屋敷
3日(月)中央道のトンネル事故が痛ましい。どうも原因は予想通り?老朽化らしい。自分で走っていても、不安を感じるトンネルや道路、橋などたくさんある。言うまでもないが、圧倒的に高度成長期にできたもので、40年以上は経つわけだから、事態は深刻だ。
民主党が政権交代に当たって「コンクリートから人へ」を掲げたのは、間違いなく正しかったのだ。それまでの公共事業の突出ぶりは、米、仏、独、英の4ヵ国と比べれば明白だった。GDPに占める公共事業の割合は4ヵ国平均が2.0%に対し、日本は6.0%。
逆に社会保障費の割合は4ヵ国平均が7.7%に対し、日本は3.4%。公共事業が社会保障を上回っている国などどこにもない。だから民主党は新規の新幹線や高速道路はしない、公共事業は老朽建造物の補強、改修に限ると宣言し、実行すれば今日の無様な姿はなかった。
トロッコ電車
それでも、民主党政権で公共事業はかなり減った。しかし、ここで再び自民・維新政権を許せば、「国土強靭化計画」とやらで、200兆円もつぎ込むというのだ。維新の経済政策の背後に、小泉政権で決定的役割を果たした竹中平蔵氏がいる。橋下は紙様扱いだと。
この話は石原慎太郎が「俺は竹中は好きじゃないけど、橋下が神様扱いしてるんだよ」と語ったとネットに出ている。さて、小林よしのりがネット右翼に苦言を呈しているのが面白い。彼は右翼の中では反米保守を自称し、原発に対しても「脱原発論」で反対派だ。
その理由が美しい日本の国土を汚すのは許せないという訳だ。今右翼は反米か親米か、脱原発か、原発推進かで分裂している。右翼の論客・池田信夫が主宰する「BLOGOS」上に載ったインタビュー記事の中で氏は最近の若者について聞かれる中で次のように答えた。
無人駅
「昔はみんな若者は左翼だったんだけど、今は保守か、なんか「ネトウヨ」みたいな感じになっちゃって、切り替わっちゃったかなという感覚はしますよ。国家というものを持ち出しさえすれば自分自身の自意識を底上げできるという人間が増えた」明らかに嘆きだ。
「立場の異なる人を『左翼』だとか『売国奴』などと非難しつつ、自分は尊大に振る舞う、そのために国家や日の丸が利用されてきていることに、『わし自身は嫌悪感を覚えることがある』。ネット右翼は年収200万円以下の下層でしょ。そこをちゃんと怒れよといいたい」
彼の漫画は書店で立ち読みした程度だが、明らかにあの大震災を経験して考え方を変えつつあるように見える。それがまともな人間の在り方である。池田信夫のように変わらない右翼もいる。小林は「なんかもう国家論やめたくなったみたいな(笑)」とも語っている。
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