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NO2202 瓦礫の受け入れは復興支援にならない

山野草を盗む人がいる
山野草を持ち出す人がいる 30日(金)今日はテニスが出来るかと期待したが、結局雨で流れた。見たくもない党首討論をついつい見てしまった。際立ったのは石原維新の会と自民党の政策の一致だった。日本未来の党の嘉田由紀子代表は予想以上にしっかりした人物であることがわかった。

 こうした党首討論の場でも石原慎太郎の傲慢・不遜な態度は変わらない。選挙後の連立を問われて「公明党は評価しないので、自民党が公明と組む限り入らない」とか、尖閣をめぐり、「火付け役として今日の事態に責任を感じないか」に対しても「中国が悪いんだよ」

 昨夜大槌町に返却されるはずだった瓦礫がダイヤの関係で今日以降に伸びたと。そして日報の記事では大槌町の一町民の声「もう新潟には焼却してもらわなくていい」を紹介している。マスコミの取り上げ方はいつもこうだから、つまり週刊誌的取り上げ方だ。国民が判断を誤ることになる。

8合目で昼食
8合目のここで昼食 マスコミは肝心なことを伝えない。焼却場から鉛や水銀が密かに運び出され、赤塚処分場に埋め、発覚後掘り起こして持ち帰ったずさんな管理体制は伝えたが、地元町内会と市が結んである「公害防止協定」が全く無視されているという重大問題を取り上げない。

 例えば、「新田地区の公害防止協定」という文書が手元にある。目的の項に「公害が発生することを未然に防止する」基本理念の項には「積極的に地域住民と連携を保ち、誠意をもってこの協定を履行するものとする」や「内容を自治会に報告するものとする」とある。何一つ実行されていない。

 私が地元が「瓦礫が足りないと言っている」というのは根拠なしで書いているのではない。大槌町のホームページ今年7月10日付で「災害の記憶を風化させない事業寄付金」とのページに「鎮魂の森の造成」というタイトルで、次のように書かれているのである。

登山道入り口の山の神
登山道入り口の山の神「鎮魂の森公園造成事業は高さ14.5mのコンクリートの巨大な防潮堤の背後に緑豊かな景観環境を創造し、多くの町民の生活の思いや遺品的な瓦礫を資源と捉え、これを礎とした鎮魂の森公園を臨海部に築くものです、鎮魂の森公園には鎮魂の鐘カリョンなどのモニュメントを設置することにより、犠牲となられた多くの方々の記憶を留め、後世にこの災害の記憶を風化させない取り組みを、永く大槌町から情報発信していきたいと考えています」

 そもそも、前にも書いたように、私も4回被災地に行き、瓦礫の状況は良く見てきたけれど、瓦礫の大半はもうすぐには人が住めないような海岸や山の中に積み上げられ、「復興の邪魔」になっているという事実はない」(南相馬市長)政府がそうした説明をし、瓦礫を全国に処理を分担してもらう方針を示して以来、補助金目当ての事業と化してしまったのだ。国民の大半は今も瓦礫の受け入れを復興支援だと思わされているだけなのだ。

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