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NO2187 復興支援の旅(1)

再建なった道の駅とソテツ
再建なった道の駅とソテツ 15日(木)昨日、新潟は生憎の雨模様。全日本年金者組合新潟支部の「復興支援の旅」に参加してきた。参加者は15名(男10名、女5名)元教員が多いが、他職種、民間企業出身者もいる。新潟駅前8時集合。マイクロバスのレンタカーで福島県いわき市に向かう。 

 今回、参加する気になったのは原発に出来るだけ近づくこと、現地のガイドさんの話に期待が持てたことだった。過去3回の被災地訪問で北は相馬市以北釜石市まで走っていたので、原発立地区域に是非行ってみたかった。お昼頃、道の駅「四倉」に到着した。

 ガイドの年金組合いわき支部のお二人が出迎えてくださった。昼食をとった道の駅は津波で流され、再建された真新しい建物。建物の前のソテツの木10本余りが残り、流されて使えなくなった漁船が積み上げられているのが痛々しかった。沖合の防波堤も流されたと。

使えなくなった船
使えなくなった船 昼食で頼んだ海鮮丼もわざわざ「いわきの魚は出荷できませんから、これは沖合の魚ではありませんから安心してお食べください」と断る気の使いよう。余計に切なくなる。いよいよ出発。海岸線を走るわけだが、瓦礫は片づけられているものの、土台部分だけが残された風景が延々と続く。

 広野町から福島第二原発のある楢葉町に向かう。参加者の一人が放射能線量計を持参したので、時々図りながら進む。楢葉町に入り、ガイドのKさんの母親の実家に。残っていたのは屋根と柱だけ。弟さんが迎えに来て無事避難できたという。周辺の家も同じ状況。

 周囲は一面水田なのだが、アメリカ生まれだという2メートル近くにもなるセイダカアワダチソウという雑草で埋め尽くされていた。深く根を張る雑草で刈っただけではまた伸びてくるので根から引き抜く必要があるという。その後に除染が必要で何年かかるか・・。


まだこんな姿も 広野町、楢葉町はほとんど無人だ。特に楢葉町は水は通じているが、電気は朝9から夕方4時までだから、昼間片づけに帰る程度だという。ドロボーによる被害もひどく、想像もできない状態だと。楢葉町と富岡町の境で警察の部隊に阻まれた。埼玉県警だった。

 もう一人の男性のガイドKさんからはショッキングな話をいくつも聞いた。広野町のステッカーを貼った工事車両の下に「広田、鴻池、大日本土木」の文字が。聞けば、除染事業はほとんど大手ゼネコンが引き受け、下請けに回すやり方で、工事費のピンハネをやっているというのだ。

 もっとひどい話は、東電のOBに除染会社を作らせ、除染工事に名乗りを上げているというのだ。加害企業が国税で工事を引き受けて、利益を出そうというのだから、言葉を失う。復興予算の流用問題同様、政治がいい加減だから信じられないようなことが次々と。今朝朝食時に国会解散の仰天ニュースを知った。

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