アデレードで電車に
2日(金)夏から一気に冬が来た感じだ。新潟特有の鉛色の空が続き憂鬱である。空以上に憂鬱なのは日本の政界である。国会中継など見る気にもならない。とりわけ、自民党の右傾化の動き、石原新党、橋本維新の会と政治全体の右傾化に歯止めがかからない。
石原慎太郎が13年半の都知事として何をしてきたかは2万5千人を超える首切り、弱者切り捨てによる財政再建。ニートに対し「格好いいように聞こえるけど、みっともない。無気力な人間のことです。私にいわせりゃ穀つぶしだこんなもん」と言ってのける冷たさ。
評価していいのはジーゼルトラックの規制で多少東京の空気をきれいにした程度?小説家を自称しながら、文化面への意識の低さは日本の恥でさえある。「能や狂言の好きな人は変質者」に至っては橋下氏の「文楽は台本が古すぎる」から補助金カットに匹敵する。
旅に欠かせないモーテル
橋下市長の効率の悪いものには切り捨てるという政策がどんどん進んでいる。日本初の公立婦人会館、年間40万人もの入場者があるという「キッズ大阪」、大阪中之島にある府立図書館等への補助金打ち切りで閉館になりそうだと。「一等地に図書館はいらない」と。
府立中之島図書館は住友の15代当主が建て(1904年)、府に寄付されたもので、国の重要文化財に指定されているらしい。松井大阪知事も「あそこで事業をしたいという公募事業者はたくさんいるはず、すごいスポットになる」経済的視点しかないこの心の貧しさ。
石原新党と橋下維新の会の関係が怪しくなってきたのは歓迎するが、政界全体の右傾化は止まらない。確実な歯止めになるのは共産党や社民党の議席を増やすことだと思うが、国民にその勇気はないらしい。それにしても、この状況を日本人はこのまま許すのか。
ペリカン
憲法改正、脱原発、消費税反対、TPP反対等の政策で結集するリベラルな第三極を作ろうという動きがあってもいいではないか。せめて脱原発一点でもいい。実際、「原発ゼロの会」のような超党派の国会議員で構成する会が立ち上げ可能なのだから・・・。
民主党は次の総選挙向けのマニフェストに中道色を打ち出すと言っているが、まるで歯止めにはなりそうもない。脱原発では民主党の馬淵澄夫氏や自民党の河野太郎氏のように旗印を鮮明にしても、憲法改正や安全保障政策には積極的では私などには合わない。
ドイツの緑の党のように、環境問題の一点で結集し、今や連立政権に入るほどに力をつける存在までになるには30年もかかっている。日本にもその芽は出来ているが、とても私が生きている間に実を結びそうにもない。今晩も金曜デモでうっぷんを晴らす程度である。
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