ホームステイ先の子らと
20日(土)原子力規制委員会の正体が徐々に露わになってきた。委員会が新たな原発の安全基準を策定する「検討チーム」のメンバー16人を決めたというのだが、早速その一人、大阪大の山口彰氏がメーカーなどから5年間に870万円の寄付を受け取っていたと。
そんな人物が寄付先を意識せずに安全審査に関われるはずはないと思うのが一般常識だが、「問題ない」と。昨日、NHKのニュース番組に出演していた福岡大学の副学長。吉岡斉氏は「16人中まともなのは一人で、他は全て今まで原発推進派だ」それではダメだと。
今朝の地元紙には「燃料棒変形か」柏崎刈羽5号機とある。07年7月の中越沖地震のさい稼働していたのは3,4,7号機、起動準備中だったのが2号機。他の1,5,7号機は停止中。稼働中の原発には制御棒が挿入され自動停止し、事なきを得たとの説明だった。
夕食準備も外で
停止すれば安全かと言えば、それはなく、きちんと冷却が行われることが大前提であることは言うまでもない。誰でも不安になるのは網の目のような配管が震度6強の地震で無事だったのか、そんなことはあるまいということだ。4年もかけて点検したのは2割だと。
5号機の運転が再開されたのは4年近く経った昨年の事故直前の2月18日である。その後再び停止したのだから、5号機の燃料棒が変形しているとすれば、中越沖地震によるものではないかと当然疑われる。とにかく東電の発表など信用に足るものは何もない。
使用中か使用済みかを問わず燃料棒がいかに危険なものかは、福島の事故によってようやく素人にもわかるようになってきた。使用中のものは原子炉の中にあり、圧力容器や格納容器によって防護されているから、単にプールの中につけてあるより安全かもしれない。全国の原発にある使用済み燃料は無防備な状態にあるということ。
ビー玉で遊ぶ子ら
京大の小出裕章氏の説明はわかり易い。「使用済み燃料は空気中に釣り上げることができない。先ず圧力釜ふたを開けて、上の空間も全部水浸しにして、全てがプールの底にあるという状態で原子炉の中から釣り上げ、隣にあるプールの中に水中で移動させる」
使用済み燃料をプールから外へ運び出す時は「プールの中に重さ100トンもある巨大な容器(鉛と鋼鉄製)をまず沈める。その容器の中に使用済み燃料を水中で格納する。そして、巨大な容器のふたを閉める」すべての作業を水中でやる必要があるのだ。なるほど、福島4号機は建屋が吹き飛び、この作業ができない。
福島4号機は当然、吊り上げるためのクレーンもない。その建設からはじめ、その次はプールの底に沈んでいるがれきを取り除き、多分壊れているであろう燃料棒を容器に入れる作業が必要になると。来年の12月の工程表になっているが、それまで大地震がないことを祈るしか術がない。
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