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NO2156 「固有の領土」論を考える(2)

タイ、ウドンタニの街
タイウドンタニの街 14日(日)昨夜NHKの「関口知宏と高校生の旅、中国縦断2500キロ」という番組を観た。ベトナム国境に近い雲南省の田舎から電車や車で四川大地震のあった成都まで地元の人々と交流しながら旅をするという内容。日本の高校生の頼りなさは日本の教育の罪だ。

 それでも北は被災した岩手県、南は沖縄から参加した5人の高校生は、平均的な高校生よりはしっかりした子どもたちだろう。わずか10日間の旅でも、見知らぬ世界に出て、中国の同世代の高校生や貧しさの中でもしっかりした考えの下で暮らす人々に圧倒されながら成長していくのがわかる。

 それが見て取れた。一人の男子高校生の中国の学生への「過去は消せないけど仲良くしたい」との発言に安堵した。四川大地震で自分の子を亡くしながら、生徒全員を守りきった女性の先生が「同情は不要。希望があれば生きていける。将来とも今この場のような友好関係でありたい」と。

ウドンタニの鉄道駅
タイウドンタニの鉄道駅 日本のテレビが繰り返し流す反日暴動の暴徒の中国人とは同じ中国人とは思えない。先号で紹介した明治初期の外務省文書は井上外務卿と山縣内務卿のやり取り、さらには山縣から三条太政大臣に対する上申書であってみれば、当時の首脳がいかに尖閣を含む領土の紛争を重視していたかがわかる。

 確かに日清戦争後の下関条約によって台湾とともに奪ったものではないにしても、日清戦争の勝利を見越して、清国に対する圧倒的な発言権の状況下で沖縄県に編入したのだとすれば、中国側が「盗み取った」と主張する中国側の論拠に全面的に反論することは可能なのか。

 もう一点、中国側の主張「中国が最も早く発見し、命名し、利用した」も浅井氏によれば否定できない事実のようだ。同時に浅井氏はだからと言って中国側が「無主先占」したとも言えないと。つまりは日本の国境画定の経緯の中で、日中双方に争いがあったという事実だけは確認できる。

ウドンタニの街
ウドンタニの街 そのことを40年前の田中角栄や周恩来、さらにその後の鄧小平らがどれほど認識して「将来の世代に任せよう(棚上げ)」と提案したのかは分からないけれど、野田政権が言うように「領土問題は存在しない」と言い切れるものではない。この点では共産党の主張通りだ。

 こうしてみてくると、先日紹介した在日中国人のブログに寄せられたという「無人の島のために戦争になるなら、島が海底に沈んで欲しい」と私も思う。竹島は尖閣以上に日本が「固有の領土」と主張する根拠は薄い。しかし、橋下市長が共同管理を言うだけで袋叩きになるほど、領土問題となると難しい。

 どちらの国にも確たる主張の根拠がないのであれば、島の領有も海底資源も漁業資源も共同管理を前提に話し合い、資源開発も共同で行うくらいの決断をする方が将来を見据えた解決方法ではないか。私の考えに国民のどれほどの人々が賛成してくれるか知りたいものだ。
 

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