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NO2143 原発なしで猛暑を乗り切った

公衆トイレにエイズ予防用
公衆トイレにエイズ予防用 1日(月)今日は中国の国慶節、建国記念日。8連休だが、日本向けの観光客50%がキャンセルされ、周辺国に流れたという。現状では止むを得まい。政治家同士がいがみあっても文化やスポーツ交流は進めるべきなのに、一党独裁だから融通が利かないのは情けない。

 最近の読書は益々原発にのめりこんでいる。今3冊の本を並行して読んでいる。田坂広志(事故当時の管首相補佐官)「官邸から見た原発事故の真実」小出裕章(永遠の京大助手)「この国は原発事故から何を学んだのか」玉川徹(テレビ朝日)「ニッポンの踏み絵」

 在職中はこうはいかなかった。サンデー毎日の今だから出来る。共通しているのは電力会社のデタラメぶり、欺瞞、隠蔽である。全て紹介したいが、とりあえず玉川徹氏の「電力不足」キャンペーンのウソを暴いた部分。氏は毎週木曜日のモーニングバードの解説者。

若い人も信心深い
若い人も信心深い この本の第5章に「原発を廃止せよ」がある。先ずは電力需給。昨年の7月政府は今年の5月で全原発が停止した場合の今夏9.2%の電力が不足すると試算を発表した。震災前電力の3割を原発に依存していると刷り込まれた日本人の多くは、容易にこの試算を信じた。

 玉川氏が暴いているのはこの試算は実は3つあったと。9.2%は「慎重シナリオ」と呼ばれ、その他「楽観シナリオ」と「中間シナリオ」があったと。中間では2.8%、楽観シナリオでは6.0%も余るとされていた。他の2つのシナリオは公表されずにお蔵入りとなった。

 この試算をやったのは国家戦略室でAチーム(経産官僚)Bチーム(民間主体)Bチームは元々何かにつけて経産省官僚に不信感を持っていた管直人首相がAチームの数字を検証させるために作ったものだと。これを証言したのはBチームの富士通総研の梶山恵司氏。

一般のアパート
一般のアパート 慎重シナリオだけが公表され他がお蔵入りとなったのは、猛烈な管攻撃により退陣に追い込まれたからである。私も当初から管氏を追い落としたのが原子力ムラだと疑っていたが、玉川氏も番組でそれに触れたが相手にされなかったと。推進派の術中にはまったと。

 梶山氏は9,2%の試算は根拠が極端だと。例えば火力発電所の定期点検をわざと真夏に設定してある発電所が320万kw分が入っていたり、自家発電も昨年は120万kw供給可能となっていたのに今年はゼロになっている。再生可能800万kwもゼロになっている。

 太陽光などは丸々カウントすることはできないが,Bチームは最低280万kwはカウントしたと。その他揚水発電やバイオ発電の数字も不自然で、需要も高めに設定してある。結果として、今年の夏は原発なしで乗り切ったわけで、楽観シナリオに近かったわけだ。

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