9月の上旬、子供の用事でポーランドに行く機会がありました。
サッカーの大会があって、こんな機会でもない限り行けることもないだろうと思い、見聞を広げる意味も兼ねてお休みをいただいて出かけてきました。
日本は真夏の暑さが続いている時期でしたが、ワルシャワの気温は快適でした。夜はすでに肌寒く、去年購入したユニクロの薄手ダウンが大活躍するくらいでした。
8月にはプロサッカーの欧州選手権がポーランドで開催されたばかりですが、中心街にはまだ建設中の高層ビルがあり、あれ、間に合わなかったのかな?という印象でした。ポーランドに20年ほど在住の日本人ガイドの方にお話を伺ったのですが、実は欧州選手権開催前日に高速道路が開通したそうです。ただ、その後すぐに閉鎖されたということ。街の中心地にあるショッピングモールの店員さんは、あきらかに必要以上の仕事をさせないで、という様子。サービスという面ではまだまだ共産主義の国であったことを色濃く残していることを感じました。
ただ、美しいものを大切にする意識の高さは素晴らしいと思いました。
爆撃を受けて粉々にされた建物を昔ながらの様子に再現した旧市街地や、新しく開発されている町並みは、統一が取れていてセンスよく、いるだけで心が豊かになる感じがしました。クラシック音楽がぴったりのイメージです。駆け足の旅でしたのでショパンの生家などは訪れることができず、残念でした。ポーランドはキュリー夫人やコペルニクスなど、科学の分野に大きく貢献した著名人を輩出している国であることも今回改めて知りました。
世界は広いです。実際に足を運んで文化の違いや雰囲気の違いを感じてみる機会をもっとたくさん持ちたいと感じる旅でした。巷では英語をしゃべれることが良い就職をする条件である、とも言われていますが、単純に強い好奇心から世界の人々と交流するのは楽しいです。そのためには英語ができることはかなり役立つ、ということは今回の旅でも感じました。
生徒たちにも、当校の自由な学習方法を活用して、異文化体験をしてきてほしいと強く感じます。その経験が次への好奇心を掻き立ててくれるでしょう。
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