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NO2141 悲しい日中国交回復40周年(2)

大学の正門前
大学の正門 29日(土)私と中国の関わりはいろいろあって、中国への旅は4回に過ぎないが、一時は将来度々中国を訪ねることになるかもしれないと思って、在職中の一夏、中国の大学に語学留学したこともある。又新潟大学への留学生を何人も我が家に受け入れたりもした。

 ニュージーランドにも中国人の友人がおり、彼を含めて全員が素晴らしい人たちばかりだった。彼らは間違いなく今回の日中の対立や、中国での日系企業への破壊行為、暴動には顔をしかめ、悲しんでいるに違いない。こうなれば、一層の民間交流が望まれる。

 今朝の新聞は久し振りに読み応えのある記事が多かった。勿論、国交回復40周年に係る記事である。大阪在住の唐さんというブロガーのインタビュ―記事。中国人向けに日本を紹介する中国語のブログで一つの記事に100万件ものアクセスがあるときもあるという。

センターラインもない道路
センターラインもない道路 ブログの内容は大半は日本人のマナーの良さや学校、祭りなど、普通の日本人の暮らしぶりを伝えているという。一方で日系企業を襲う若者だけが中国の若者ではないと。暴徒化したデモに対し「愛国ではなく害国、恥だ」との批判や反省、暴徒の後にゴミを拾う若者もいる。

 尖閣諸島を「あんなただの岩、海の底まで沈んで欲しい。そしたら争いもなくなるだろう」という書き込みもあったという。でも、と唐さんはいう「日本のメデイアはそうしたことは伝えていない。中国の偏向報道が指摘されているけど、日本でもデモの刺激的な映像ばかり流し、中国人の別の姿は伝えていないのではないか」全く同感である。

唐さんは又「国益のために両国政府が掲げる『日中友好』はうそくさい。都合のいい時だけべたべたする友好より、一定の距離感を保って互いを尊重する関係を築いた方が現実的だと思う」とも。一方で29年間も中国で植林活動をやっている高見邦雄さんの記事も。

公園でくつろぐ市民
公園でくつろぐ市民 高見さんは黄土高原の仲間と「誰も住んでいない島のことでこれだけ争うなんて、日中両国の指導者は未熟だ」と話し合った。反日感情の非常に強い地で1850万本の木を植え、共に汗を流す中で理解し合う仲になったと。日本軍に父親を殺された人もいる村で東日本大震災の義捐金を集めていたと。食べるのがやっとの地域なのに小遣いを募金した小学生もいたと。

 別の記事に環日本海経済研究所前理事長吉田進氏は「新潟は空路(ハルピン、上海)だけではなく、旅客船を出すなど、人の往来を活発化すべき」としている。新潟には全国6か所の領事館もある。武漢の大学で日本語を教えているわが友人も大手商社マンとして広州で頑張っている教え子もみんな中国人と信頼関係で結ばれ、日中友好の礎になっている。いつの時代もいがみ合うのは国家間、政治家同士。ますます政治家には不信感が湧く。

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