中心部に残る城壁の風景
29日(土)今日は日中国交回復40周年である。40年前、わが新潟県出身の田中角栄首相と周恩来中国首相の手もちぎれんばかり握手の場面を今でもはっきりと思いだす。戦後27年も経っての両国の決断だった。この点に関する田名角栄は高く評価されるべきだ。
尖閣諸島は歴史的に見て、日清戦争以前から日本人の入植が確認されており、日本が声を大にして領有を主張できるが、中国も台湾も領有を主張している事実も認めざるを得ない。彼らの主張は基本的には60年代後半からの海底資源発見以後のことではあるが。
中国も台湾もそれ以前から漁場としては入植していたわけで、お互いそれは認め合ってきた。今朝の新聞に40年前の日中共同声明の原案を起草した栗山尚一元駐米大使がインタビューで「田中首相は尖閣問題を議題に挙げようとしたが、周恩来がそれを制止した」と。
美しい風景も排ガスで汚れ
理由は「その話をするのは良くない。両者とも引くに引けなくなる議論はよこにおいておこう。棚上げにしようという暗黙の了解があった」という。後日来日した鄧小平も「私たちには知恵がない。後の世代に任せよう」と述べ、棚上げを確認したと報じられた。
後の世代である野田首相はそうした過去の経緯をどれほど頭において国有化を決断したのか。どうも怪しい。ただ石原都知事の挑発に乗せられただけではないのか。栗山氏は「日本政府は今回の国有化に先立ち、水面下でどれだけの説明を中国側にしていたのか」と。
「政府間関係の基盤は国民同士の相互信頼だと。だからこそ民間交流を閉ざすべきではない。スポーツ、文化と全面的に交流を中止する中国の反応は行き過ぎだ」とも。全く同感である。日本も領土問題は存在することを認め、正面から交渉する勇気を持つべきだ。
マンションの正面にも王様の写真
私には堤防に関する知識がない。「長城プロジェクト」に対し、国の事業にしない理由を環境省はじめ各省庁が答えている。その理由を挙げてみよう。「木を埋めることはメタンガス発生のリスクがある」「木質瓦礫については表面の被覆材として使える」
「国が示したコンクリートがらや津波堆積物、瓦などを埋め、その上に木を植える「緑のきずな」プロジェクトはあくまで海岸防災林であり、防潮堤ではない」「海岸堤防は土提は認められない」(理由は伊勢湾台風時に損壊し、大きな被害が発生した)という。
それこそどちらの方法が科学的で将来同じような地震津波に耐えうるのかを検討し、決定すればいいではないか。いずれにせよ瓦礫を無理やり広域処理する理由はないように思われる。産廃業者や運送業者のための広域処理になりつつある現状はおかしいではないか。
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