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ここは何処だろう・・・・

「ちょっと晩御飯食べに行こう」
と、あるコンドミニアムの中国系マレーシア人のオーナーに誘われて行ってきました。
 
モントキアラから車で10分くらい。
 
「ここは何処?」
「ジャラン・イポーだよ」
「あそこに見える高いビルは?」
「ダイナスティーホテル」
ということですがさっぱり分かりません。
 
それにしてもちょっと寂しすぎないか。イメージ 11
 
「ところでオーナー、Mさんの引越し日だけど早くしないといけない。このままでは流石にMさん一家が気の毒だよ」 
 
私は料理が出てくる前、お茶をずずずっとすすりながら言いました。
 
「うん、分かっている。金曜日にリノベーション終わるから、そのあと引越してもいい」
「それじゃ日曜日でもいいですか?」
「OK」
 
何の話かと言うと・・・・・
実はひと月半ほど前、Mさんご一家が日本からKLに引っ越してこられて、何とかコンドミニアムの契約を済ませたのですが・・・・
 
ところがMさんはKLに来られてから1ヶ月ほど短期滞在のコンドミニアムを借りておりまして、ひと月はそこに滞在することにしておりました。
 
通りの名前は何ていうんでしょう。 
イメージ 1
 
「何、ここに来るのはひと月後か? よし、それならその間にここをリノベーション工事する。3週間もあればできるよ」 
 
 
以前からリノベーション工事をしたかったというオーナーは英語でそんなことを言いました。
 
「NO、NO、あかんあかん、ここはこのままでも十分綺麗だし、もし間に合わなかったら大変です」 っとまあ、そんなことを英語で・・・
「大丈夫、ちょっと手直しするだけだから」
「本当にそうですか・・・・」イメージ 2
 
というわけで、約1週間後
どんな具合か見に行った私はびっくり仰天! 目眩が・・・
 
なんと、なんとマスターベットルームのタイルは全部ひっペがし、バスルームはと見れば! バスタブどこに行った! 
浴室の壁のタイルは全部剥がし、瓦礫で足の踏み場もありましぇん。
 
私を振り返って見たインドネシア人の上半身裸でタバコをくわえた職人
ニヤッ
ニヤッじゃないよ、このやろう。
 
も一箇所のシャワールームも全部ひっペがして瓦礫の山
 
このインドネシア人職人の様子をみたら完成まで3年はゆうにかかりそうです。
 
あっ、意識がなくなってきました。
 
ここはオーナーが昔から通っている店だとかで、雰囲気はいかにも中国系です。
イメージ 9
 
「大丈夫、間に合うから」 っとオーナーは言いました。
その自信はどこから出てくるの?
インドネシア人の職人の一人は居間でテレビ見てるのに・・・・
 
このオーナーはとても人が良くて何も言わないので、人の良さをインドネシア人職人に見透かされているようです。
 
凄い蛍光灯の数ですね。イメージ 10
 
その数日後、少しは工事が進んでいるかと思って見に行くと・・・・
ハリラヤで休みです。
なんとインドネシア人職人はイスラム教徒で、、、ハリラヤはイスラム教徒のいわばお正月
お正月に働けとは言わないけれど、、
見た目、工事は前回見たときから全然進んでないし・・・・
 
ああ、Mさんになんて言おう・・・・
 
安い!イメージ 12
 
そうこうしているうちにMさんが日本から送った大量の荷物が配送される日が、数日後に近づいてきました。
それとMさんが滞在している短期滞在のコンドミニアムのチェックアウトの日も迫っていました。
 
「オーナー、これでは荷物の搬入ができないし、どこか他のところに変更してくれませんか」
 
すると不動産エージェントも兼ねているオーナー
 
「OK、22階に空いているところがあるからそこをMさんに見てもらって、Mさんがそこを気に入ったらそこに変更しよう」
 
っということになり、Mさんに来ていただいて空き賃貸物件を見ていただくと、静かだし、眺めもいいしということで到く気に入ったご様子で・・・
「ここに変更しましょう」 ということになりました。
 
良かったー
 
「ここのオーナーは外国で暮らしている。すぐ連絡して借りられるようにしましょう」
ということで、オーナーには後で了解を得るということで、届いた荷物を搬入
そのダンボール箱の数120余り。 ひええええ
 
とりあえず、ひとまず良かったー・・・・・・
 
あまい、甘いぞ! konnoke2
 
料理を開始する鉄人
イメージ 13
 
「22階のオーナーが犬はダメだって・・・・・・」
ガーン!
甘かった、お前マレーシアで何年生きてんだよ。
自分で自分にそう言いました。
短期滞在のコンドミニアムを出たMさんご一家は22階のユニットで大量のダンボール箱の隙間で寝起きしているし・・・
 
困った、
 
「いやあ、気にすることないですよ」
Mさんのこのお言葉には救われますが、それにしても・・・・・
 
オーナーが無謀なリノベーションさえしなければ・・・・・
 
魚をさばく鉄人
イメージ 3
 
そこでまたリノベーション中の気のいいオーナーのところを借りることに・・・・・
 
「いいですか、今週中、日曜日でも何でも引っ越せるようにしてください」
「OK」
 
そんなこんなしているうちに、一昨日Mさんから電話で「引越し日が決まりました!来週の火曜日です。荷物運びは当初オーナーのところのアマさん総動員してとの予定でしたが、日本の引越し業者に相談したらRM500でやってくれることになりました」
 
なんですって!
それは良かった!
 
実は22階にある120数箱のダンボール箱をエレベーターで一旦1階まで下ろして、手押し車に積んで他の棟まで運び、またエレベーターで今度は3階まで搬送する気の遠くなりそうな作業が気がかりで・・・・・・・
ローカルのツテをたどって小型のトラックかワゴン車を借りられないか探っていたところでした。
 
それにしてもMさんにRM500も余分な支出をさせてしまうことになり申し訳ないです。
 
これは豚肉なんですが・・
生姜の香りが効いてとても美味しかったです。イメージ 4
 
そして今日、リノベーションが終わるという日
ちょっと恐怖ですが見に行って来ます。
 
これは酢豚、鳥なので酢鳥ですか。
もうちょっと煮込んだほうがいいかも・・・イメージ 6
 
kこういう野菜の炒め物が美味しいんですよね。イメージ 7
 
これは生姜味のソースの煮魚
なんだこの味は?
最初は馴染めそうもない味でしたが、慣れるとそうでもなくて、だんだん美味しいと思えるようになってご飯にかけて食べてしまいました。
 
白身魚で淡白な味、魚はやはり日本の方が格段に美味しいですが、これはこれで美味しいです。イメージ 8
 
野菜炒め。
なんていう野菜なのか分かりませんがシャキシャキして美味しかったですよ。イメージ 5
 
さあ、覚悟を決めてモントキアラに行って来ます。
 
おわり

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飛んでクアラルンプール

http://blogs.yahoo.co.jp/konnoke2

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