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NO2120 新潟の原子力村を炙り出す(1)

原子力安全対策課との交渉
原子力安全対策課との交渉 8日(土)昨日は炎天下で久しぶりのテニスを楽しんだ。4時、県庁に向かう。「原発からいのちとふるさとを守る県民の会」(脱原発12グループの個人参加で構成)が「柏崎刈羽原発の当面する緊急課題についての要請書」を持って、県原子力安全対策課と交渉する。

 その一員に加えていただいた。文書は知事相手だが交渉相手は県の原発の安全管理を仕切る安全対策課(課長は女性)。我が方は15名程度。原発建設当初からの反対運動をやってきた名だたる闘士たち。質問や意見は専門的で当局は回答に窮する場面がしばしば。

 申し入れたのは電力会社等から寄付を受けた橋爪秀利委員と山崎晴雄委員、東電との共同研究者・香山晃委員、活断層の過小評価者・衣笠善博委員を直ちに解任すること。新たに就任した4人の選任基準と経過を説明すること。技術委員会に県民を入れること。

民主党県連前から県庁前へ
民主党県連から県庁前へ 私は無知だった。このうちの衣笠善博という人物は札付きの御用学者で東工大出、通産省地質課長、原子力安全委員などを務め、全国各地の断層調査に関わり、実際の断層の長さを短く発表するという「断層カッター」の異名を持つ男で前科者とまで非難されている。

 衣笠は85年の3,4号機増設の際も地盤耐震部会委員でFB断層の過小評価に係った。そのウソが07年の中越沖地震で証明されたにも係らず、「審査当時の知見」と開き直っている。広瀬隆氏によって業務上過失致死罪で斑目氏とともに刑事告発された17名の一人だ。

 どうしてこのような犯罪者に近い人物が事故後も安全審査に関わり続けていられるのか、信じがたいことが平然とまかり通っているのだ。私も質問した。「技術委員の委員選考基準を県は持っていないのか」「文書はない」「某筋の話では東電の了解を得て人選したと」

暗闇の中で抗議は続く
悔やみの中で抗議は続く こっちはまじめに質問している。「東電が推薦してきた人物なのか」と畳み掛けても、一笑に付し、「東電と人事について協議したことは一切ない」と断言した。「じゃあ、どこでどのように人選が行われたのかその経緯を明らかにせよ」と迫った。後日回答すると。

 私も公務員だったし、市や県にも友人がいるからよく承知しているが、役人というのは2~3年(教員は最長7年)で部署を転々とする。新部署に着任して、勉強をはじめ、詳しくなりかけた時点で転勤となる。長年現場を追求し続けてきた人に答弁できるはずもない。

 保安院の院長や職員もそうなのだから、規制される側の虜になるのは必然ではないか。続きは次号に回したいが、原子力規制委員会が首相任命でスタートしそうだ。独立した3条委員会ではないということになる。交渉は6時半終了。その後金曜デモに合流した。

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