旅での出会いも楽し
15日(水)昨夜はスウエーデン留学から帰国したM君と居酒屋で飲んだ。いろんな国の学生や市民と交流し、日本のおかしさがますます気になったという。例えば、留学生で圧倒的に多いのは中国人だが、中国でさえ習得した単位は中国の大学に持ち帰れる。
大学間の単位の交換や教員免許証等、EU諸国内は勿論のこと、米国やオセアニア諸国、アジアの数か国は可能なのに日本だけができない。M君曰く「グローバル化と言ったってアジアの一部だけじゃないですか。電化製品だって圧倒的なのは韓国のサムスンでしたよ」
そういえば、スペイン、ポルトガルでも電化製品は勿論、車も日本製は探さなければ見られなかった。今英語の教師を目指して就活中だが、今まで何校か面接を受け、英語力が一番求められるのかと思ったのだが、そうではないようなところが変ではないかと。このままでは日本は世界から取り残されるのではないかと。まったくだ。
ポルトガルよさようなら
今日は敗戦の日。日本人にとっては悲しみの日だが、日本の侵略を受けた中国、韓国、シンガポールなど東南アジア諸国では光復節等、独立記念日で喜びの日である。日本が戦後処理を誤り、きちんとした謝罪や賠償をしないから、未だに文句を言われる有様。
特に従軍慰安婦問題は戦後賠償で解決済みなどとどうして言い切れよう。今名乗り出て賠償を要求している女性などはほんの一部に過ぎない。強制的あるいは騙されて慰安婦にされた多くの女性たちはその恥辱を隠し続けて亡くなったか、今も生き続けているのだ。
竹島をめぐる韓国サッカー選手の行動や李韓国大統領の言動をそのまま認めるわけにはいかない。が、日本が戦後アジア諸国に対して居丈高な外交で損害賠償を行い、解決済みと主張する一方で、サンフランシスコ条約で北方領土や沖縄をソ連や米国に渡した誤りもある。
エアフランスのエアバスで帰国
戦後日本の対米追随・屈辱外交はこのサンフランシスコ条約や日米安保条約に起因する。敗戦国とはいえ、領土問題には毅然とした態度が必要だった。北方領土や沖縄・小笠原に関する請求権放棄の破棄を宣言し、ソ連や米国に完全返還を求めるのが筋道だった。
請求権放棄を飲んだ吉田茂を名政治家と持ち上げ、ノーベル賞欲しさに密約を結んで不必要な金を払って沖縄返還を果たした佐藤栄作を評価するなど、敗戦の屈辱感を引きずった対米追随の結末が今日のオスプレイ問題である。日本の政治家よ恥を知れと言いたい。
私は長年をかけて日本の被害を受けた諸国、韓国の平安、中国の盧溝橋、南京、シンガポール、マレーシアのマラッカ、タイのカンチャナブリなどに慰霊の旅をしてきた。その国の国立墓地にお参りし、謝罪もした。日本人の多くは決して望まなかったのだと。毎年8月15日を迎えると、この旅の数々を思い出す。
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