ペーナ宮から見下ろすシントラの街
13日(月)お盆と言っても、我が家はお墓参りをする程度で、特別なことはしない。ご馳走も白玉やそうめんを食べる程度で普段と同じ。スーパーや八百屋を回ってみると、お寿司や刺身コーナーが広くとってある。八百屋もブドウやモモなどの果物が売れている。
日経ビジネスオンライで原発問題を追求し続けている山根小雪、大竹剛という2人の記者がいる。私が今時々引用させていただいているのは、今年の1~3月に書かれた論考である。3月14日に書かれた「世界で迷走、核のゴミ」はドイツの現状を紹介したもの。
核ゴミの最終処分は各国の悩みで、どこでも反対運動に直面している。ドイツは22年までに全原発の廃炉を決定したことで、再処分地建設がより現実味を帯びてきた。ドイツも日本同様最終処分地の研究は70年代に始まり、北ドイツのゴアレーベンに一旦は決定した。
ペーナ宮
地層処分に適していると言われる2億4000年前の岩塩層で今後も100万年は安定していると。理由はそれだけではなく、人口700人の財政難にあえぐ、旧東ドイツに接する僻地が裏の理由だったと。日本の立地が柏崎刈羽や福島の双葉郡に定められた理由と同じだ。
そんなに安定した地盤でも福島事故後、25000人のデモ隊と18000人の警官隊が衝突するくらい反対運動が高まり、昨年11月政府は計画を10年間凍結した。ゴアレーベンにはすでに1600億円が投じられ、全長10キロ、深さ930メートルに達しているという。
子の例だけでも原子力村の御用学者が日本の半分は地層処分に適しているなどという戯言に騙されまい。15億年以上も地震が発生したことがないというフィンランドの処分場・オンカロでさえ、埋設後の高レベル廃棄物が発する熱の地盤への影響調査が行われている。
ペーナ宮
1~10万年後に起こるであろう氷河期まで想定し、地表を数キロまで氷冠が覆った場合の影響までグリーンランドで調べているという。一方でフィンランドは原発を断念するどころか、出力160万kwの巨大な原発の建設を進めるという矛盾した政策をとっている。
もっと深刻なのはアメリカで、104基もの原発を保有し、その量は65000トン、日本の4倍以上だ。アメリカは76年に核燃サイクル政策を放棄しているから、使用済み核燃料は全量地層処分することになっている。その候補地さえ地元の反対運動に遭い、白紙撤回した。
ましてや夢の技術の触れ込みで始まったもんじゅ(高速増殖炉)は仏、米、英国も断念した。なのに、2兆円以上もかけて動かせない物にしがみつく日本の姿は異様としか言いようがない。いかなる処理をしようとも最終的には放射能はなくなりも減りもしないのだ。
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