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NO2077 学校変革は情報公開から(1)

日本人ダンサーも
日本人ダンサーも 25日(水)野田内閣は原子力規制委員会の田中俊一委員長候補以下の人事案をそのまま国会に同意を求めるらしい。公明党がこの人事案に積極的なのには驚く。この党は自民党と政権を共にするようになって、党の看板だった平和、人権、福祉を投げ捨てたのか。  

 こんな規制機関でさえ恐れて、駆け込み的な動きがある。福井県美浜原発2号機が40年を迎えるが、今月19日、保安院が40年超の運転を密かに認可していた。既成事実を作って他の原発への適用を目論んでいる。現に関電社長は「次は高浜だ」とはしゃいでいる。

 全国各地でのいじめ問題の報道を見ていると、退職後9年経っても、臨場感はあるし、最大の関心事だから見逃すわけにはいかない。もどかしさや苛立ちが募るばかり。基本的認識は教育システムのおかしさにあると思うが、残念ながら先生方の対処能力も落ちているのではないか。

アルハンブラ宮殿での現地ガイド
アルハンブラ宮殿での現地ガイドさん 老婆心ながら、OBとして、少しまとめて私の経験を書いておきたい。大津の教育長の態度、発言は論外である。世間は教育委員会のトップは委員長のはずなのに、なぜ教育長が前面に出てくる不思議さを指摘しないのだろう。教育委員は週一(新潟)の会議の非常勤で定額の報酬を受けるている。

 教育委員会は56年に公選制(住民の選挙で選ぶ)から任命制になって以来、形骸化した。つまり、特に教育長は文科省、県教委のお気に入りで、実質的に教委を動かしている。大津市長がどれほどこの経緯を知っているかどうか知らないが、「こんな教委ならいらない」はもっともな話である。

 石原東京都知事や大阪橋下市長も同じようなことを言うのだが、公選制に戻せとは決して言わない。「いらない」と言いながら、自分の言いなりならいいという立場だから。現在、教育委員会委員を選挙で選んでいるのは東京の中野区だけだ。ここでは指摘するだけにしておく。

中庭から宮殿を見上げる
中庭から宮殿を見上げる 大津の事件で学校の校長や教育長が事件の対応をやっているが、最も生徒の気持ちや実態から遠い存在にいる連中だ。校長の中には積極的に生徒の中に入り、理解しようと努力している人はいるが、あくまで少数派である、彼らは学校の対面を守る事を第一と考える。

 例えば今問題になっている生徒が書き込んだアンケートの記述内容。私は長年、学校内では閉職である教育相談や図書館主任、整備部(校舎の清掃)などに立候補してその実情を知っている。いじめアンケートは私が立案し、集計し、分析し、校長にも見せずに職員会議に提案する。 だから、生徒が書いた内容を先生方が知らないことはない。当然、問題記述があれば、その前に担任や生徒指導部と話し合って会議と並行して処理する。

 ところが、私のような動きを封じるため、最近、運営委員会と称する中間管理職で組織する会議で事前にふるいにかけているようだ。だから、職員が知らないということが出てくる。情報が隠ぺいされる仕組みが校内にあるということだ。情報公開こそが最低限の問題解決のカギである。

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