廃炉を求める柏崎集会
22日(日)今日は「中越沖地震5周年&県原水禁被爆67周年原発廃炉県民集会in柏崎」に参加してきた。内容は後藤政志氏(元東芝・原子炉格納容器設計者)の講演会。今は反脱原発を訴え全国を飛び回っている方だ。市民プラザ海のホールが一杯になる盛況だった。
後藤氏の話は著書やUSTREAMで拝見する話で特に目新しいものはなかったが、昨夜のNHKスペシャルの「メルトダウン」や国会事故調の報告書に出てくる内容を裏付けるものだった。設計者として原子炉をはじめ原発施設の安全性は全く保障できない。誰も口にしないだけだと。
最近の原発集会では必ずと言っていいほど、福島原発事故の被害者・避難者からの訴えがある。何回もテレビで聞いたような話にも思えるが、本人自身の体験を切々と語られるので必ずもらい泣きをする。荒川さん(楢葉町)清水さん(妹さん)お二人の話もである。
柏崎デモの最後尾
楢葉町は人口7000人余りの小さな町だが、原発から2キロの距離で原発立地自治体ではない。何年か前、町長が補助金欲しさに高レベル放射能の最終処分地に立候補し、町民の反対で撤回した町だ。荒井さんは孫を幼稚園に迎えに行く途中で地震に遭ったという。
家は地震や津波からの決定的な被害からは免れたのに、原発のせいで避難を余儀なくされた。愛犬を救うために家に戻り抱きかかえて、それこそ着の身着のままで避難し、今4か所目の柏崎にいる。原発の安全など地震後でも疑ったことはなかったのが悔しいと。
孫が「僕は20歳まで生きられるだろうか」と聞いたという。今は東電には恨みしかない。説明にくる社員に「貴方の家族はどこに避難しているのか」と聞いても、決して答えないという。自分たちは安全なところに避難して、私たちは帰宅もできない汚染地域だと。
トマトの収穫が始まった
今は緊急時避難準備区域で線量は20㍉シーベルト以下だからと帰宅を勧められている。除染をするというから、中身を聞けば屋敷だけで、家の中も畑も田も森も対象外だと。それでどうやって生活しろというのか、まして孫を連れて戻る等あり得ない。人間扱いしていない、と声を震わせた。
東電という会社には倫理性のかけらもない。新しい規制機関の原子力規制委員会の委員長田中俊一氏をはじめ5人の顔ぶれが明らかになった。元原子力学会会長、元原子力委員会委員長代理と聞いただけで、原子力村の中枢にいたということではないか。
現在除染活動をやってるとかでマスコミは好意的に書いているが、その程度の評価でいいのか。今日の荒井さんは「最初に20㍉シーベルトで安全と言ったのは田中氏だから信頼できないと。産経が「バランス感覚を期待できる人たち」、読売が「しがらみのない実務派」と評価するほどの人物だから、荒井さんの評価が正しいのだろう。
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