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NO2066 「企業が第一」の国日本(2)

不揃い、ばら売り
不揃い、ばら売り 14日(土)日本のマスコミの力量というか、使命感が確実に劣化していることを感じる。テレビ局が新聞社と一体となり、系列化されていることも大きな理由ではないか。どうでもいいような話題を延々と取り上げ、肝心なニュースをとりあげようとしない。

 大飯原発がフル稼働に達したと同時に8基もの火力発電所を停止した事実は電力不足のウソと利益優先のわかり易い事実なのに取り上げない。さらに、電事連(電力会社の連合体)が発送電分離を受け入れる決意を固めたのも明るいビックニュースではないか。

 ワイドショーにしても絵本作家・いわさきちひろをあの優しい絵の裏にある本人の波乱万丈の人生と称えるのは結構だが、彼女が戦争をどれほど憎み、それと戦った人たちに尊敬の念を抱き、共産党に入党して活動したかを解説しないのは全くの的外れである。

単位はキログラム
単位は一キロ当たり 我が家には毎年、必ずちひろのカレンダーが飾られる。今年の物は昨年安曇野のちひろ美術館で購入したものだ。同時に「ちひろの昭和」というかわいい絵の詰まった彼女の人生をまとめた本も購入してきた。その中に「私の夫は23歳の若いコミュニストでした」

 夫とは元共産党衆院議員・松本善明氏である。ちひろは善明氏より2年早い、敗戦直後の46年の入党である。彼女は入党に至る過程で「戦争に反対して牢に入れられた人たちのいたことを知りました。殺された人のいることも知りました。大きな感動を受けました。そして、その方々の人間に対する深い愛と、真理を求める心が、命を懸けてまでこの戦争に反対させたのだと思いました」と「花の結婚式」の中で書いている。

なんでもでかいのが特徴
なんでもでかいのが特徴 ちひろの本当の願いは「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」にあったのであり、だから、ベトナム戦争も許せなかった。ベトナムでの「ちひろ展」は何回も繰り返されており、絶賛を浴びている。私も数年前偶然ハノイで居合わせたのは幸せだった。

 さて、本題に入ろう。日本人の働き方の異常さについてである。日本では勤労の美徳という。キリスト教徒はアダムとイヴが神との約束を破って楽園から追放されて労働を義務付けられた。その労働観の差なのか。いずれにせよ、働くために生きるのではなかろう。

 欧米にも働き蜂はいたし、東南アジアにもいた。でも、彼らはそれを自らの意思で選択してのことだ。日本ではどう考えても働き蜂に追い込まれている。最近ドイツではフジヤマ、ゲイシャ、スシ、などの日本語にカロウシが加わったそうである。そのうちにタンシンフニンやサービスザンギョウも加わるかもしれない。私が海外数か国で経験した彼の地の働きぶりを紹介してみようと思う。

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