新潟地裁
12日(木)今日は4月23日に提訴した「柏崎刈羽原発運転差し止め訴訟」第一回口頭弁論が新潟地方裁判所であり、傍聴してきた。実は整理券入手のため雨の中8時半ころから並んだ。100人ほどいただろうか。くじ運には自信があるので、当たると思ったらはずれ。
私はサポーターなので、入廷は原告優先。諦めて帰ろうかと思ったが、念のためにと、原告団事務局の人に何とかならないかと聞くと、報道関係者用に確保した券が一枚あるので差し上げます。原告代理人の弁護団が25人もいる大型訴訟だ。近藤正道氏もいた。
前参議院議員で弁護士でもある。団長の和田光弘氏をはじめ、顔ぶれを見ても、旧社会党、現社民党系の人たちが多いことがわかる。共産党は原発問題に関しては明らかに社民党の後塵を拝している。なぜだろう。運動面でも社民系の女性パワーは大したものである。
ゲットした傍聴券
原発でセクト争いをしている場合ではない。10:02分開廷。裁判長は40代前半とみた女性で両サイドに30代の若い男性裁判官だった。前回は設置許可の取り消しを求める国を相手の行政訴訟だったが、今回は東京電力を相手に運転差し止めを求める民事訴訟である。
新潟での裁判傍聴は新潟水俣病裁判以来だ。被告席は東京電力の代理人や社員。みんな苦虫をかみつぶしたような顔で書類に目を落とし、押し黙ったまま。2時間に及ぶ原告側の訴状朗読の最後に巻原発で中心だった坂上弁護士が「原告への謝罪と人災だと認めよ」
と要求した時だけ、代理人の一人が「今日は答えられない。原因究明も終わっていない」と答えた1分足らずの発言のみ。原告側は「柏崎刈羽原発1~7号機のすべての原子炉を運転してはならない」との判決を求めるとし、経過や現状について次々と陳述した。
開廷前の法廷
中でもいわき市から避難しているまだ若い女性の切々と涙しながら訴える声には思わずもらい泣きした。きれいな花に触ろうとするわが子に「触っちゃダメ」と言わなければならないつらさ、周りから福島を捨てたとか、逃げたと白い目で見られるのがつらいと。
でも「子どもに将来、どういう影響が出るかも分からないという不安、親としての責任を果たすにはお金の続く限り避難し続けようと決意している・・」と。大熊町から新潟に避難している男性は「政府は除染して帰宅できるようにするというが、全然信じられない」
報告会で初めて知った事実として、前回の裁判で上告審の審理中に中越沖地震が起きた。あの時、最高裁は審理のやり直しを求めることが可能だったのにしなかった。その責任も明らかにする必要があると。確かに安全神話の形成に司法も大きく加担したのだ。
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