7月20日-7月22日にバンクーバーのRichmond Cultural Centreで「YOUR KONTINENT・RICHMOND INTERNATIONAL FILM & MEDIA ARTS FESTIVAL」が開催されます。一昨年までNew Asia Film Festivalとして親しまれてきたリッチモンドの映画祭が、
去年、アジアから世界へと視点を広げ、コミュニティー参加の新しい夏のイベント
『Your Kontinent: リッチモンド国際フィルム＆メディア芸術祭』として生まれ変わり、さらに多くの人にアジアの、そして日本の映画と芸術の素晴らしさを伝えています。
昨年では日本から、荻上直子監督の日加共同製作による新作『トイレット』、
ドキュメンタリーの新鋭・松江哲昭監督の『ライブ・テープ』、
インディーズ・アニメーションレーベル『CALF』の特集が上映され世界中の人々に日本メディア、フィルムのクオリティの高さが伝えられました。
また、バンクーバーは今や「北のハリウッド」と言われるほどの映画業界が盛んな都市で「ロッキー４」「タイタニック」「X-MEN2」「トワイライト」「トロン」「ミッションインポッシブル4」など数々の世界的名作がバンクーバーで撮影されているのです。
なぜなら、バンクーバーには美しい都市、山、川、海がすぐ近くにすべてそろっているため多くの米ハリウッド作品がバンクーバーで撮影され、特にこの10年はその傾向が強まり「北のハリウッド」とまで呼ばれるようにまでなりました。そのため、バンクーバー市内でとんでもない映画スターに会うなんてこともめずらしくありません。実際に僕もすでに会って一緒に写真なんかも撮ってもらっちゃったりなんかしました。笑
さらにディズニー映画を数多く制作しているあのPixarが2010年4月に、「カーズ」、「トイストーリー」「モンスターズ・インク」など、Pixar/Disney映画のキャラクターを登場させた、3分間から5分間のアニメクリップを制作する新サテライトオフィスを開設。Pixarがカナダの事業拠点としてバンクーバーを選んだ最大の理由は、クリエイティブ分野の優秀な人材ネットワークが存在するためだと言います。
こちらがPixar Canadaのショートアニメクリップです。人気のディズニーキャラクターがバンクーバーの美しい街を駆けまわる、なんともかわいらしくハイクオリティな作品となっているのでディズニー好きの方はぜひ一度ご覧になってみてください。
そして、バンクーバーには北米でトップ3に入るほどの超有名映像制作学校があります。卒業生の中にはアカデミー受賞者がいるほどの本格的な学校。映画業界に興味のある方は日本だけでなく、世界に、バンクーバーに視野を広げてみるのも良いのではないでしょうか？
そんな中、今年のリッチモンド国際フィルム＆メディア芸術祭のラインナップに「Japanese commercial Showcase」というコーナーがあります。ここでは僕の知人で現在バンクーバー広告業界でも活躍しているCho Katsuhiroさんが日本人の創造力、独創性がどれだけTVコマーシャルに反映されているのかを彼独自の目線で細かく分析し、ユニークなコマーシャルの裏側にあるプロセスやマーケティングに関してもわかりやすく解説しますので会場に行かれる際は必見です。
当日のスケジュールなどはこちら
http://ykfestival.ca/
Richmond International Film&Arts Festival 2012 July20-22 is a post from: カナダ留学情報サイトのOverseas
