バルセロナ駅
26日(火)梅雨と言いながら、爽やかな晴天の日が続いている。入梅以来、雨の記憶は1日か2日ではないか。昨年も似たような記憶がある。もはや異常気象ではなく、世界的に気候全体が変わってきたのではないか。地震、豪雨、洪水、竜巻が常態化しつつある。
消費税増税法案が衆議院で可決成立した。高く評価しているのは経団連だけだ。民主党の反対票が57名だったという。参議院での審議の過程で消費税と原発再稼働を争点にした解散総選挙に追い込まなくてはならない。みんなの党が提出した内閣問責決議案に注目。
消費税問題に国民が目を奪われている間に、原子力村の面々がほくそえんでいる姿が目に浮かぶ。六ヶ所村の再処理工場の危険性を余りにも国民は知らなさ過ぎる。マスコミが伝えないからだが、広瀬隆氏や小出裕章氏、原子力資料情報室は昔から訴えている。
スペインの新幹線
再処理工場とは何をする工場かについて、広瀬隆氏の著書によって整理してみよう。日本全土の原発は、13か月に一度(昔は9か月に一度だった)運転を停止して、ウラン燃料を新しいものに交換する。使い古した使用済み燃料(高レベル放射能廃棄物の塊)が残る。
それを発電所の貯蔵プール(この存在を恥ずかしながら、私は今回の事故まで知らなかった)で3年間ほど冷却して、放射能が下がるのを待つ。このプール内の燃料棒を冷却し続ける必要性があることも知らなかったし、福島4号機の爆発で初めて知った有様である。
原子炉圧力容器や格納容器の中にある燃料棒が確かに二重の壁(鋼鉄)で守られているが、使用済み燃料の保管方法はどれほどの人々が知っていただろうか。当然のことながら、世界の原発も同じ保管らしいが、あくまで、地震などは想定されていないらしい。
車窓から見る風景
各原発のプールにある冷却を終えた燃料棒は電力会社の子会社である原燃輸送がキャスクと呼ばれる専用の輸送容器に収納して、原子力発電所の港まで陸上輸送し、運搬船に積み込んで、青森県六ヶ所村に輸送する。運搬船はむつ小川原港で輸送車両で再処理工場へ。
この使用済み燃料は、死の灰の内部から出る崩壊熱によって永久に発熱する物体なので、再処理工場に到着してからも常に危険性を抱えている。到着した燃料は「仮置き場」に運ばれ、そこから水路を通って、核燃料が自ら顔を出さないように本貯蔵プールに運ばれる。
ここには5つの大きな危険性があると。化学爆発、臨界爆発、プールの燃料が引き起こす末期的大事故、放射性廃液が引き起こす末期的大事故、再処理中の日常の大量放射能排出事故。実際に起こった事例を紹介する。世界で最初に再処理を行ったのは米国である。
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