リスボン市街
20日(水)先日紹介した河野太郎ブログは重要な情報源になっている。今日も「エネ庁のミスリード」と題し、最近新聞に7月1日に始まる「固定価格買取制度」に伴い、電気料金が75円から111円上乗せされる。つまり、自然エネルギーは高くつく?と。
河野氏はそのカラクリを解説し、「明らかにエネ庁は意図的に誤解を生みだし、新制度への反対勢力を生み出そうとしている」と批判。「原子力村はまだまだ元気だ」と皮肉っている。そもそも震災前の総括原価方式をはじめ、何でも上乗せする仕組みの改革が必要である。
これは4月のブログだが、「原発再稼働に関する細野大臣の発言等に関する質問主意書」に対する回答書である。要旨は細野大臣は繰り返し、電力需給に関係なく、安全性で判断と言い続けてきたのに、電力需給の逼迫を理由に再稼働が必要だと言い始めたのはなぜだと。
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回答はおざなりで、保安院、安全委員会、4大臣会合で安全を確認してきたので、細野大臣の発言に矛盾はないと。中学校の国語や社会科教師は二人の発言や政府見解を資料にして生徒に議論させてみたらどうか。私ならやったかも。面白い議論が予想できる。
これも河野氏のブログからだがアメリカの核弾頭に使われているプルトニウムの総量は38トンで日本が保有するプルトニウムの総量が45トンだという。自民党の右派が主張している「プルトニウムの保有が核抑止力になる」というのはバカげた議論だと批判している。国民には原発は核の平和利用だと言い続けてきたのに、自民党はプルトニウムの保有が目的だったということだ。
18日に運転再開された再処理工場は08年にトラブルで停止して以来だから、4年振りの再開ということになる。今3000トンという巨大なプールに貯蔵されている使用済み核燃料は2827トンに達しているという。この量は福島4号機の10倍に相当するのだというから驚く。
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大飯原発の再稼働にあれほど大騒ぎし、やれストレステストだ、地元了解だ、政府の許可だと言っていたのに、それ以上に危険な再処理工場再開の手続きはどうなっているのだ。マスコミは動かない。昨年末に青森県知事が運転再開にゴーサインを出していたらしい。
今慌てて稼働させる意味は何なのか。新聞は試験再開などと、電力会社の発表をそのまま報道しているが、来週にはガラス固化に入るというのだから。本格稼働に違いない。大飯稼働の決定を見て、残りの原発も再稼働に向かうと見込んでの処置であるのは明らかだ。
この工場の門が閉ざされれば、再稼働した原発も、いずれ使用済み核燃料の持ち込み先がなくなって、運転不能に陥る。電力業界はそれを最も恐れている、というのが広瀬隆氏の見方である。8月に策定予定のエネルギー政策に既成事実を示す意味もありそうだ。
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