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NO2024 旅の中で考えたこと(3)

ミハス、ベランダには花が
ミハス、ベランダには花が 2日(土)原子力委員会の推進派だけを集めた秘密会議で核燃サイクルの政策の議論をしていたことを毎日新聞が暴露し、原子力委員会もそれを認めたが、そればかりか8月に取りまとめられるとされている原子力政策大綱の議論でも同様なことが行われていた。

 なぜ、毎日以外の各紙はこれを問題視しないのか。大問題ではないか。例の将来の原子力依存割合を15%にするという案がすでに決まったかのような情報が漏れている。この国の国民は何があっても怒ることを忘れ、為政者のなすがままにされているばかり。

 15%というのは、新設はしない、40年経過した原発は廃炉にする。仮にこの方針を決定し、核燃サイクルの断念がなければ、使用済み核燃料もプルトニウムも増え続けることになる。こんな重大なことを原子力村の秘密会議に任せる野田政権は打倒するしかない。

小路も美しく
小路も美しく ポルトガルの日本人ガイドの「この国では犬も走りません」というのは、言い得て妙である。日本では学校でも病院でも教師や看護師は走っている。そんなに忙しければ、当然笑顔もない。海外を旅して欧米に限らず、アジアでも日本人のように忙しそうではない。

 忙しいとは心を亡くすと書く。日本人だけがなぜそんなに忙しそうにしているのか。周りの評価を気にして忙しそうに振る舞っているだけではないのか。ちょっと家お前に車を止めただけで、事情も聴かずに怒鳴り散らす年寄りが我が家の近所にもいる。余裕がない。

 欧州を旅してやはり素晴らしいと思うのは、歴史的な建造物、とりわけ教会建築だ。木造の一般住宅ではせいぜい100年、長くとも300年が限度だろう。かの地では5~600年は当たり前。古い住宅でも内装だけ作り変えて何百年も使う。高さの統一もいい。

小路を馬が行く
小路を馬が行く 私的所有権などと言わずとも、欧州のどの町でも高さが5~7階建てに統一され、都市の美観を保っている。都市によっては色の統一や制限があると聞く。所有権の侵害などと野暮なことは言わない。日本では城下町の美しさはともかく、とても美的とは言えない。

 スペインのコルドバで見た花の小路という洒落た街並み、ベトナムのハノイの小路のように狭く、殺風景ではない。あれは市の政策なのか、市民の自主的な取り組みなのか、聞き忘れた。スペイン南部のミハスの白壁の家々も自主的に統一されるものだろうか。

 そういえば、シンガポールで家を塀で囲わず、花々が通り行く人に見えるようにすると、税制上に優遇されるという政策があった。街路樹の清掃も行き届いていたが、神戸市がそれに学んだという話があったが、本当だろうか。街づくりの政策が欲しいと思う。

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