アルハンブラ宮殿
26日(土)昨夜バレーボールの対キューバ戦を応援。緊迫したいい試合だった。その後、見るとはなしに、古館伊知朗の報道ステーションを観た。たまたま、福島4号機の危険性について怒りを込めて報道していた。マスコミ各社が真剣に伝えていない話である。
特に私の関心は原発建設当時からメンテナンスに関わっている社長の証言である。4号機は周知のように、建屋の壊れ方が一番ひどい。骨組みしか残っていない状態だ。あの中に1500体余りの燃料棒がそのままある。冷却のための配管が壊れ、今は仮設の配管だと。
その社長は「仮設であるということは、強い地震に耐えられないということ。東電や政府はもっと根本的な対策を立てるべきだし、この実態を国民にもっと情報公開すべきだ」と深刻な表情で話した。72歳になる社長も含め「これ以上被爆できない線量下にある」
ミハスの白い村
1500体もの燃料棒が配管の再破断によって冷却できなくなれば、メルトダウンの危険もあり、それこそ日本滅亡の危機である。東電のあの無表情なスポークスマン・松本純一は「建屋は傾いてもいないし、安全は保たれている」と平然と語る無神経さにあきれる。
旅の先を急ごう。グラナダはイベリア半島における最後のイスラム王国の首都だった。その中心のアルハンブラ宮殿は見事なイスラム建築だった。ただ、宮殿の調度品は一切なく、どこかの博物館に移されたのだろう。バラを中心とした庭園の花々が美しかった。
そして、地中海の見えるスペイン南部の白い村・ミハスへ。明るい太陽に白壁とオレンジ色の煉瓦屋根。白壁はイスラムの色だが、ピッタリ似合う。あの風景は新潟には似合わない。自由散策で海岸に出ると地中海の向こうにアフリカ大陸モロッコの海岸線が!
モロッコの海岸、右奥がジブラルタルだ
地元の人でも昼間に対岸が見えるのは年に一度か二度だというから、ラッキーだった。あのモロッコ海岸の先端がジブラルタル海峡なのだ。この海峡は1868年のスエズ運河完成によって重要度を増し、ヨーロッパからアジアへの最短距離を実現することになる。
ミハスからセビージャへ。今はスペインの田舎都市に過ぎないが、イスラム帝国を倒し、レコンキスタ完成後は地中海への出口港として、新大陸発見後のアメリカ貿易を独占した大都市だったと。それを物語るセビリア大聖堂やアルカサル、スペイン広場の見事なこと。
セビージャのユダヤ人街に興味があったが、彼らの追放令に署名したのも、コロンブスを支援したイサベル女王だったのも皮肉だ。4000家族2~3万人が追放になったという。ユダヤ人の悲劇は何もヒトラーに限らない。ヨーロッパ中に中世からあったということだ。
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