ガウデイの作品1
21日(月)時差ボケは経験がないのだが、今回ばかりは変だ。夜中に目が覚め、眠れない。知人のドイツ人はこれがひどく、特にドイツに帰国した後がきついらしい。時差と言えば当地はサマータイムでスペインが7時間、夜9時でも外で読書が可能なほど。日本にサマータイムが定着しないのは、労働観が貧しいからだが、後日取り上げたい。
30数ヵ国を旅したが、各地で受けた人々の親切は数限りない。旅の出会いが縁で今でも交流が続いている人々や家族も多い。ここでは危険な思いをしたものだけ紹介しておこう。シンガポール滞在中インドネシアのジャワ島のボロブドール遺跡を訪ねる一人旅の時のハプニングである。
ジャカルタからジョックジャカルタまで電車に乗ったのだが、車中で知り合ったバンドン大学の学生と話し込んでいる時に、ならず者がその学生を引き込み、下車駅で私を襲う計画を持ちかけたらしい。それを拒否した学生がデッキに呼び出され、切りつけられた。
ガウデイの作品2
助けに向かおうとした私を引っ張って止めたのが、偶然相席にいた女性警官だった。彼女は私をホテルまで送り届けてくれたが、犯人たちは次の駅で逮捕されたと聞いた。学生の消息は分からずじまいだった。今でも心残りである。旅の途中で身の危険を味わったのはこの時だけである。
次にはらはらしたのは私が組織し、仲間の家族をお誘いして、アメリカ西部を旅した時である。先に私ども夫婦はアメリカ東部でアメリカ在住の教え子たちに会い、ロスアンゼルス空港に仲間を出迎え、国内線でフェニックスに乗り継ぐはずだったのにハプニング発生。
チケットはあるのに、座席がない?つまり、航空会社のミスによるダブルブッキングだったのだ。私のつたない英語では埒があかず、教え子に交渉してもらうも、別の組がチェックイン済みでどうにもならないと。やむを得ず、切符を放棄し,二家族だけレンタカーでフェニックスに向かう。
ガウデイの作品3
これも後で聞けば、よくある話だというのだが、こんなことがよくあってはたまらない。帰国後、娘を通して現地の航空会社に賠償請求の手続きをしてもらったのだが、その途中で会社が倒産してしまい結局泣き寝入りだった。こんな時、保険はどうなるのだろう。当時は気が動転して保険まで気が回らなかった。
保険がおりたのは、コペンハーゲン駅で置き引きの被害に遭った時。列車を待つホームで親切ごかしの紳士風の男にパソコン(中に新品のカメラと電子辞書が入っていた)をやられた。すぐ、駅内の警察に出向き、被害届を提出、証明書をもらい保険会社に提出。金額的には保証されたが、失った写真、データは戻らない。
今回の旅の間中、添乗員のTさんや現地ガイドの人たちは、実際の手口を例に挙げながら、乗り物から降りるたびに注意をされた。それほどスペイン、ポルトガル(欧州全体が)の治安が悪いということ。デンマーク領事館に電話した時も「日常茶飯事」だと、相手にもしてもらえず、腹を立てた。
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