5年前にバンクーバーに屋台を出したジャパドック・・・
ホットドッグに日本風の味付けをしたジャパドックは、
あっという間にバンクーバーのダンタウンで有名になり、
地元のマスコミだけではなく、
日本のマスコミにも沢山登場した。
そのジャパドックが、5が月前についにバンクーバーの中心地に店を出した。
路上の屋台もまだ併せて出している。
オープンした店を訪れる客の数は毎日500人をくだらない。
路上のスタンドと併せて一日800人以上の客がある。
大忙しの毎日だが、ジャパドックのオーナーは、
すでに第2店目の設置を考えている。
ジャパドックの発展ぶりを見て、
昔、北米で大成功した鉄板焼きレストランを思い出した。
今でこそ、寿司は北米で定着したが、
その昔は、寿司を食べる北米人はほんの一握りで、
一般的な北米人にとっては、”生魚を食べる”気味悪さの方が先に立っていた。
そんな時代に、「日本食レストラン!」って看板で大成功したのが鉄板焼きだ。
もともとアメリカにいた日本人が考えた、「北米人に受ける日本食スタイル」で、
客の目の前で西洋風のコックのユニフォームを着た板前が、
曲芸まがいの手つきで包丁を操って
ステーキを焼いたり、切ったりする半分エンターテイメントが入ったレストランだ。
これがアメリカで当たって、アメリカ全土の大都市で見られるようになった。
カナダでも、全国7都市に店を開けて大成功した人がいる。
さて、ジャパドックだが、
鉄板焼きと同じように北米全土で成功する可能性はあるだろうが、
日本でも流行るのじゃないだろうか。
大根おろしや海苔が入って日本人のテイストにピッタリあっているので、
カレーパンやカツサンドみたいに、
気がついたら軽食の定番になっているかもしれない。
赤丸天
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