おはようございます。
本日は少し趣向を変えてネットで拾ったお話を書きたいと思います。
(先日ミーティングで行ってきた、タンザニア唯一の電力会社。タンザニアの電力事情はとても悪いですが、会社がこんなんじゃ・・あたり前ですね。そこをどうにか改善していかないといけないです。)
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むかし昔、ある男がある村に現れ、村人たちに言いました。
「猿を一匹1000円で売って欲しい」と。
サルは村では珍しくもなく、そこら中にいたので、村人たちはさっそく森へ捕まえに行きました。
村人たちが捕まえた何千匹ものサルを男は一匹当たり1000円で購入し、
そのうちサルの数が少なくなってきたので、村人たちは捕まえに行かなくなりました。
そこで男はサルの値段を一匹当たり2000円にすると発表しました。
この新しい発表により村人たちはまたサルを捕まえに行きました。
しばらくするとサルの数がさらに減ってきたので、村人は捕獲をやめました。
すると男の申し出は2500円へと吊りあがりました。
しかしサルの数はかなり減ってきているので、捕まえるどころか見つけるのさえ難しくなっていました。
とうとう男は値段を5000円にまで吊り上げました。
しかしながら、男はビジネスのために町へ出向かなくてはいけなくなったので、
彼のアシスタントが代わりにサルを買いつけることになりました。
男が留守の間に、このアシスタントは村人たちにこう言いました。
「今まで彼が集めてきたこの多くのサルを、あなたたちにこっそり3500円で売りますから、
明日彼が戻ったら、それらを5000円で売るといいでしょう」
村人たちはそれぞれお金を出し合って、そのすべてのサルを一匹3500円で買いました。
しかしその後、村人たちは男もアシスタントも二度と見ることはなく、
ただサルだけはそこらじゅうにあふれていました。
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(タンザニア最大の市場。周辺国の卸市場としても機能しております。僕の家はここから歩いて10分ぐらいのところにあります。)
色々と応用のきくお話ではないでしょうか。
市場(マーケット)ではこのように、
「踊らせる人」と「踊らされる人」たちがいます。
なにもこの話はただのお話だけではなく、
実際の僕の商売をしている市場では(まったく同じような光景とはいいませんが・・)
よく似た状況は日常茶飯事です。
左 右
「仕掛ける人」「仕掛けられる人」
「勝つ人」 「負ける人」
「踊らせる人」「踊らされている人」
いつでもこの2パターンです。
そして、
いつでも、
左側の人であれば、市場では優位に立てます。
それが至難の業です。リスクもでかい。
いつの間にか右側になっていたら、
気付いたときにはもう遅い・・ですが、気付けたらまだラッキー。
僕たちは
常に左側に入れるよう、それなりのリスクを背負って生きています。
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