フィジーの首都スバに家族で２泊。スバに２０１０年にできたタプーシティ Tappoo city というデパートにいってみた。
海外のゼネコンがデザインして作ったので、さすがきれいで洗練されたビル。
いままでスバはごみごみしてダサいローカルの小売店しかなかったのだが、最近はMHCC（日本の）などきれいなデパートもできてきて、うちの子供たちは長いエスカレーターや透明なエレベーターに興奮して乗っていた。
日本で言えばバーニーズ、や資生堂ザギンザでしょうか。
このタプーシティの１階は日本や先進国のデパートにあるような各種海外高級ブランドの広い化粧品売り場できれいな女性販売員がいるところも同じ。
フィジーもここまできたんですね。
インド系のおしゃれできれいなマダムとかが化粧品を買っていた。
同じフロアには化粧品のほかに、
おいしそうなケーキがいっぱいのすてきなカフェや、
洗練された南太平洋風のインテリアの小物やリゾートウェアを売るコーナーもあり、
フィジーの高級住宅や欧米の広いお宅にもってかえって飾ったらすてき、な感じのハイセンス。
このコーナーの洋服は南太平洋人（フィジー、サモア、トンガなど）や白人向けのサイズで結構大きいものがある。
３０％オフの洋服もあり、ここのブランドの洋服は以前買ったことがあり、結構よかったのでなにかいいのがあるかな、と店員さんに声をかけたのだが、
この店員さん、ポリネシアン系でおかまさん。
日本だったら絶対相撲部屋からスカウトされるくらいの巨体であるが、声が優しい。
そして商品を薦めたり選んでくれるのがうまい。
でもダウンタウンのださい小売店のインド人売り子みたいな押し付けのしつこさはない。
黒系のシックなブラウスをひとつ買うことにしてレジにきたら、
あ、
もうひとりおかまの店員さんがいて、そのかたも大柄だがきれいにお化粧しておられた。
ふたりともとっても明るくて楽しそうな感じで鼻歌いながらレジうっていた。
日本の高級デパートだったらこういう店員さんがいるのはありえないシチュエーションのところがさすがフィジー。
フィジーでは
「働き者で人脈が広い」ということで銀行や航空会社、政府の役所なんかにもおかまさんがいる。
ナンディ空港の施設会社のボスも実はおかまのハーフのフィジアン。
おかまさんに「一緒に写真をとってもいいですか？」と聞きたかったのだが、ちょっと躊躇してきけなかったので写真はないけれど、スバに行く機会があったらぜひタプーシティをのぞいてみてください。
洋服を買った後はエスカレーターの一番上までいったら、そこはフードコートで、広くてスバの町や港を一望できてMHCCの最上階よりずっといい。
子連れなのでアイスクリームコーナーで各種のアイスを食べただけだけれど、とってもおいしかった。
このデパートはインド人オーナーのせいか、フードコートはインド料理が多いけれど、どれもおいしそう。
このフードコートから階段をあがった更に最上階にフィジー初のカクテルラウンジ「コズモラウンジ」Cozmo lounge がある。（うえの写真の左上）
子連れなので今回はいかないけれど、
私が子供たちに「将来働いてお金ができたらここに私をつれてっておごって」といったら、だれもなにもいってくれなかった。
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