石巻市立湊第二小
14日(土)ミサイル騒動のどさくさに紛れて、大飯原発の再稼働に向けた動きがいよいよ本格化してきた。今日午後枝野経産相は福井県に乗り込んで説得すると。ふざけたことに「個人的な意見として、出来るだけ早く原発依存から脱却して、ゼロにしたい」などと。
個人的思いを実現できないなら、経産相など引き受けるべきではない。歓迎しているのは経済界だけだ。泉田新潟県知事は「福島の事故検証なくして安全判断はあり得ない」というのが最も正当な考え方ではないか。嫌いな橋下市長が再稼働に反対なのは評価できる。
スウエーデンのM君がこのブログに2度ほどコメントを書き込んでくれたが、要は日本の若者はもっと海外に出るべきこと、スウエーデンの高校生に比べ、交換留学で見た日本の高校生の余りに幼稚なことに呆れたこと、その高校生が某県の私立のトップ校であることを知りショックさえ覚えたと。
生徒のいない中学校
L子との一週間に及ぶ対話の思い出はなかなか尽きない。ドイツは戦前の中央集権的教育制度がヒトラー政権の誕生を生んだとの反省のもとに、戦後は中央文部省を廃止し、地方の各州文部省に教育行政の権限を移した。その行政も教育内容への干渉はないこと。
ドイツには各州教育大臣の連絡会議があるだけであり、日本のように学習指導要領などという訳のわからない統一基準で教育内容や教師を拘束し、教育の自由や教師や学校の裁量を制限するようなことはしない。L子が「日本の学校ってどこへ行っても同じですね」ドイツでは校長先生の権限が強く、学校の個性がでるのだと。
そう思われても仕方ない。でも日本の教育を弁護すれば、江戸時代の藩校、私塾、寺子屋の多様性と庶民に至るまで、勉学の機会があったこと。寺子屋の数は今の小学校の数に近いものだったとの話にL子は驚いていた。明治以降短期間で欧米に追い付いた秘密だ。日本の学校は明治中期以降、中央集権化が進んだ。
川沿いの雄勝中学校も
その点、欧州特に英国は階級社会が強く、庶民教育が遅れたのではないか。ドイツの教育にも疑問を感ずるところがあって、貴女のようにギムナジウムというエリート校に行ける生徒はいいけれど、それを小学校4年程度の段階で将来を決定づけるのはおかしいと。
私の批判に対し、L子は「その通りだと思います。今まで何度も改革を試みてきたけれど、未だに実現していないのは残念だ」と。私の経験から中学卒業後に能力が開花する子もいれば、高校、大学で伸びる子だっている。学ぶ機会は均等に与えられるべきだ。
戦後の日本の教育基本法の大原則の一つに「教育の機会均等」があり、親も田畑を売り払ってでも子どもの学問を願った。だから、貧乏な家の子でも能力があればチャンスがあるんだとの考えが生まれた。それが今崩れようとしている。L子は熱心に聞いてくれた。
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