ハロン湾を行く
6日(金)今朝のニュースで又一つ東電の横暴が明るみに出た。東京都の複数区のゴミ焼却場を活用した発電所の電力を安く買いたたいて入手していたというのだ。その額は年間2億円にも達するというから驚きだ。送電網を独占しているからこんなことが可能になる。
先日書いたが、大手マスコミが東電に囲い込まれて正確な情報や批判をできないでいる中、共産党の「しんぶん赤旗」は貴重な情報源である。共産党では東電問題を追及してきたのは吉井英勝氏と小松公生氏である。小松氏の著書「原発にしがみつく人々の群れ」
面白い?話が載っているので紹介しよう。これもマスメデイアは正確に書かなかったが、昨年の3.11の事故の時、東電の勝俣会長は中国の北京にいたのだと。勝俣氏を団長とする「愛華訪中団」で参加者は20名。東電が飲食費、交通費を負担するまるがかえ旅行だと。
買ってよ
実は01年から始まったもので、昨年は10回目の旅行。過去の参加者の顔ぶれを見れば、誰もが仰天する。江田五月(民主党・元参院議長)、笹森清(連合前会長)等政治家を初め、元朝日論説主幹、元毎日専務、元毎日中部本社編集局長、週刊文春、週刊新潮等々。
元社会党右派のイデオローグ石原(右翼論壇誌・自由社社長)が昨年週刊文春3月31日号で得意そうに語っている。「故・木川田一隆(東電社長)や元東電会長で経団連会長も務めた故・平岩外四先生と知り合い、彼の助言で始まったのが愛華訪中ツアーです」
「私以外の参加者の負担金は各5万円、宿泊費などは中国が負担し、実費は東電が持つ。他の参加者の不足分は私が何とかして集める」東電の負担とは「交際費」のことだが、昨年国会で清水社長の証言によれば、09年度で21億円だと。これも総括原価に入れるのだ。
小ボートに乗り換えて
つまり、電気料金で我々が負担させられたというに等しい。国税庁の発表では、この「飲ませ、食わせ」の交際費の総額は全企業で2兆9979億円で、一社平均で115万円だと。その中で東電の交際費は突出しており,小松氏は恐らく業界トップではないかと推測している。
小松氏は「麻薬のように自治体の財政・体力をむしばんできた「原発マネー」」という項で、東電が89年から09年までに東電がばら撒いてきた寄付金が4百数十億円だとの朝日の記事を引用し、自治体が財政の帳尻合わせに寄付を要求する「たかりの文化」と表現。
原発の誘致を認めた自治体に計画段階から55年にわたって2500億円の交付金が流れ込む仕組み、原発マネーを手にした自治体はそのカネなしに財政が立ち行かなくなり、次の号機の新設を求める。柏崎刈羽に7基もできた所以である。麻薬とはこのことである。
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