• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO1959 歌わない自由はないのか(5)

ランソンの町
ランソンの町 21日(水)3月下旬だというのに、まだ雪がちらちらする。散々な冬だった。昨日の教え子たちとの飲み会で橋下市長批判を聞けたのは嬉しかった。若者とて世の中をよく見ている者にはその危険な正体が見えるのだ。原発を除く橋下市長の政策はおかしいと。

 私が日の丸、君が代をどう教えたかは94年に教師向けのマニュアル本、新楽しくわかる中学社会科の授業・別冊(あゆみ出版)に載せてあるが、授業のねらいを1、国旗国歌はその国の民衆の歴史とともにあるべきものであること。2、強制問題を考える、とした。

 授業の流れを簡単に記せば、黒板に入手可能なだけの各国の国旗を貼る。デザインや色の何か意味があるか。米英仏印の4ヵ国の国旗国歌の簡単な歴史を書いたプリントを配る。4ヵ国の国歌の歌詞を見ながらテープで聴く。どこの国の国歌か当てさせる。

町を走るタクシー
町を走るタクシー 4ヵ国の国旗の由来の注目点を指摘しながら解説する。各国に共通していることを挙げさせ、自由,勇気、連帯などを称えていると知る。2時間目は日の丸、君が代の歴史について学ぶ。オリンピックは国旗がないと参加できないか聞く。君が代の歌詞を漢字で書かせる。

 日の丸は鎖国時代は必要なかった。海外との交流が始まって必要になった。君が代の君は誰を指すのか。元々の由来は恋人を意味した、明治政府は天皇と読み替えた。戦後文部省は国家や国民の反映を歌うと解説したが、今では君は天皇を指すということを認めた。

 君が代の作曲、編曲にイギリス人やドイツ人が関わっている事実も知る。国民が喜んで掲揚したり歌ったりしなかったので、強制しなければならなかった。(ベルツの日記など)戦時中、日の丸君が代はどのように扱われたか、30年の昭和青年新読本を資料で示す。

ベトナムと同じ
ベトナムと同じ 3時間目はシンガポールの歴史教科書で日の丸強制の事実を知る。最後は強制問題である。アメリカで起きた国旗に対する敬礼を拒否したバーネット事件を資料とともに学ぶ。最後は連邦最高裁まで行ったが、その判決を予想させ、自分たちの判決を理由をつけて書く。

 私はこの授業をシンガポール日本人学校の保護者参観授業でやった。82年、教科書問題が国際問題化し、シンガポールでもタクシーの乗車拒否などがあった時で、日本大使はマスコミへの対応に苦慮していたころである。授業後、保護者の方々に感謝された。

 漫画家の石坂啓氏は「土肥先生を黙らせることは、学校から自由な空気を奪って教師たちを黙らせることです。考えず、疑問を持たず、従うだけの先生をつくって、子どもにそれを習わせるということです。こんな光景は絶対にいやだから私は裁判を支援します」
 

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045