
13日(火)介護技術の実習が始まった。今までの教室に電動ベットが2台入り、6名ずつの2組に分かれて、寝たきり状態の人のベットシーツを取り換えたり、半身麻痺の人を仰向けから横向きに変えてあげたりする訓練である。これこそ体験したかったことだ。
講師の先生はこの道30年以上という60代と思われる女性だが、力をほとんど使わずにやって見せる。実に見事なものだ。長年かけて、人間の体のメカニズムを科学的に応用して出来上がった技術だという。シーツのたたみ方一つにしても、芸術品とさえ見えた。
さて、日本の風力発電の実情について。日本には地熱発電に適した100万年より新しい火山が豊富にあるという。しかし、私も知らなかったが、地熱発電の歴史は古く、1925年に大分県別府で試験的な発電がおこなわれた。戦後、67年に大分県大岳発電が第一号。
講義中
73年のオイルショック後、全国で調査が始まった。現在18基あるという地熱発電所の半数の9基が90年代に運転を開始したが、自公政権によって原発が基幹エネルギーと位置づけられて以降、太陽光、風力、地熱発電がその進展が阻まれた。全く人為的なものだ。
地熱は全くの国産で二酸化炭素の排出量も原子力より少ないクリーンエネルギーである。国内では原発優先の犠牲にされているが、00年からの10年間の地熱発電用タービンの世界シェアで富士電機と三菱重工がそれぞれ3割を超え、東芝を加えて世界の7割を占める。
原発20基分の可能性があるという地熱発電に取り組まない日本政府の思惑、72年3月に当時の環境庁と通産省の「国定公園内における地熱発電についての了解事項」を見ればわかる。「当分の間、国立公園、国定公園内の・・開発を推進しないものとする」
介護実習中
電事連などの圧力があったことは容易に想像できる。池上彰氏が「温泉が枯れる恐れがあるとの説」と紹介したが、河野太郎氏によれば「それを検証すると、データが実在しなかったり、因果関係があやふやだったりして、事実を確認できないケースがほとんど」
これは池上氏も紹介したとおり、地熱資源は地球上の水の循環の一部で、雨水の浸透による地下水がマグマで熱せられたものだから、その生成速度に合わせて採取し、また蒸気を分離した熱水を地下にきちんと戻してやれば、自然のバランスは保たれるというのだ。
50度近い温泉のお湯も活用して、バイナリ―サイクル発電で給湯や暖房に使えるということで、今回地滑りのあった地域の近くの新潟県松之山温泉で実際実験が始まっている。原発のために犠牲にされてきた、あらゆる自然エネルギーをこの際一気に推進すべきだ。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。








