日本に行ったカナダ人の友達から聞かれたことがある。
「日本で、よくWCという表示を見たけど、一体あれは何なんだ?」
WC・・・・つまり、トイレを意味するあの表示なのだけど、
WCがトイレだと分かる外国人は少ない。
WCは、Water Closet(水洗便所)の訳で、古いイギリス英語だ。
北米ではほとんど使われていない言葉なので、
意味が分からない人の方が多い、と言っていいだろう。
でも、日本では、「外国人にも分かるように」という配慮からか、
いまだにこの表示が沢山使われている。
もう一つ、この友達が見つけた変な英語がある。
これは、後から意味がわかって大笑いしたそうだが、
レストランの店頭に出ていた英語のサインが、
「Free Food, Free Drink!!」と書かれていた。
これを読んだらだれでも、「食事も飲料も無料!」と理解するけど、
実は、「食べ放題、飲み放題」という意味だったのだ!
日本で見る英語には、ネイティブには「変」に見える和製英語が多い。
店舗のサインぐらいであれば、意味さえ通じさえすれば害はないと思うが、
WCのような公(おおやけ)の表示が意味の通じないものであっては、
その国の国際感覚がわかると言うものだ。
公衆の場に設置されている英語のサインは、
「そのエリアの自治体が指導することになっている」、と聞いたけど、
自治体には、指導できるだけの英語力を持っている人がいないのでは・・・・?
英語を指導する立場にある方たちには、
ぜひぜひ、語学留学をおすすめしたい!
赤丸天
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