おはようございます。
毎週恒例の兵法三十六計シリーズです。
最近では普通のアフリカビジネスに関する記事と、この兵法三十六計に関する記事とで読者層が違いを感じています。
当初は予想していなかった事なので、私の方が少し戸惑っていますね^^;
では、シリーズ化している兵法三十六計です。
本日お伝えする「空城計」は 自分の陣地に敵を招き入れることで敵の警戒心を誘い、攻城戦や包囲戦を避ける戦略です。
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
では、今日のテーマは「空城計」「くうじょうけい」
原文は以下です。
虚者虚之(弱いときこそ、さらに弱く)
疑中生疑(疑念に、疑念を巻き込ませる)
剛柔之際(敵が強いほど、自らが弱いほど)
奇而復奇(この奇策は、成果を上げ易くなる)
これは、以下の故事からの知恵です。
北斉の北徐州刺史・祖珽は陳の攻撃を受けた際、城門を開放し、守備兵を降ろして城内を静めさせ、人や鶏・犬の往来を禁じました。
陳の軍勢は城内が無人ではないかと考えて備えを設けなかったそうです。
祖珽が兵に叫ばせ鼓を響かせたところ、陳の軍勢は驚いて遁走してしまいました。
これを大まかに解説すると、この策は、わざと隙を見せる事で敵の動揺を誘うものです。
非常に危険で、窮余の策でもあります。
これは相手も知能的でないと、引っ掛かってくれません。
猪突猛進型の将だと、何も考えずに突っ込んでくるからです。
正に、相手の裏の裏を読む心理戦と言えるでしょう。
それでは明日、この「空城計」をアフリカマーケットに応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
それぞれの貴重な情報を完全無料・期間限定で公開中!!
他では絶対得れない情報なのでこの機会にぜひ!
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。