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NO1910 公務員いじめに異議あり(5)

メコンデルタならでは
メコンデルタならでは 1日(水)共産党への内部告発によって明らかになった、沖縄防衛局長の行動をめぐって、民主党政権はとんでもない動きをしている。宜野湾市の市長選を前に職員や家族を集めて講話するという意味は明らかなのに、内部メールがなぜ外に漏れたかを問題にするという。

 このニュースを見て、国民は気づかないのだろうか。公務員の政治的中立の虚構を。常に政治的に政権(体制)にすり寄って行動するのは役所の管理職だということを。民間企業とて同じだろう。だから企業ぐるみ選挙が起こり得るのだ。防衛局長は即刻処分だ。

 部活動についてはまだ言いたいことがある。顧問になって、楽しい思い出もたくさんあったし、成果が出れば、やりがいを感じたこともある。しかし、常にこれは自分が教師になった目的ではない、という意識はどこかにあった。遅すぎたが50歳になって拒否した。

これもメコンデルタ
これもメコンデルタ 拒否と言っても、副顧問までは逃げられない。部活顧問を離れて明確になったことは、一気にゆとりができたこと。退勤までの時間にかなり授業準備ができた。とはいえ、それは学校が平穏な状態での話である。荒れた学校では部活はおろか授業準備どころではない。

 教員には超過勤務手当はないが、超勤を余儀なくされることは必ずある。そこで、協定で特別な事情(4項目、例えば修学旅行や生徒指導をめぐる深夜勤務等)に限り、認め、その超過分を代休で穴埋めする制度がある。これとて世間の人々はほとんど知らない。

 この例外規定でさえ、法律ではなく悪名高い日教組と文科省の協定だ。私は東京都から発行された「社会科中学一級、高校二級」免許状しかない。欧米先進国の教員なら社会科の授業に責任を持つことだけが求められる。日本の教師は途方もない仕事を要求される。

これもメコンデルタ
これもメコンデルタ 教員には公務分掌と称する雑務が割り当てられる。私が引き受けたというか、名乗り出てやった分掌は図書館主任や整備施設部長(校内の破壊・破損の予算執行や清掃区域を割り振ったり、清掃用具を整える仕事)というもので、大事ながら窓際の仕事である。

 この二つとも欧米にはない。図書館には図書館司書が必定だが、日本の学校図書館法は「図書館司書を置く」と規定しながら、「当分の間置かないことができる」と定めて、半世紀以上経つ。新潟市は岡山市と並ぶ図書館司書が常駐する県内、全国的に先進市なのだ。

 学校の清掃を生徒にさせることの是非については議論があると思うが、少なくとも、校内の施設設備や清掃について、その責任を教師に負わせている国は日本だけである。海外から見れば信じられない雑務を教師に負わせている。国民はこの事実をご存じだろうか。

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