メコンデルタを行く
23日(月)前に紹介したドイツのミュンヘン在住の環境ジャーナリスト熊谷徹氏の本をまとめ買いして読んでいる。羨ましいと思う事、学ぶべきだと思うことも多いのだが、やはり日本の方がいいな、誇れることも多いなとも思う。決定的な差は何だろうと考えた。
技術、仕事に対する姿勢、サービスに対する考え方、料理の食器や配置への美意識,自然に対する感受性、どれをとっても、日本を誇りたくなることばかりで、海外に出るとなおのことそれを実感できる。それなのにドイツをはじめ欧州諸国に引け目がある.何なのか。
決定的なのは政治だ。つまりは民主主義を真に身に着けていないことではないか。日本の歴史の中で民主主義を求める動きは当然あった。百姓一揆、自由民権運動、普選運動、戦後の民主化運動など。しかし、どれ一つとっても完全勝利で体制を変えたことはない。
メコンデルタを行く
その過程で「長いものに巻かれる」「見ザル、言わザル、聞かザル」が政治的処世訓となり、お上には逆らえないものとの考え方が染みついた。日本の政治家の低レベルは国民の政治意識レベルの反映とみるべきだろう。共産党を伸ばしてみようとの度量もない。
政治さえ一流なら、間違いなく日本は先進国として胸を張り、今頃アジアのリーダーになっていただろうに。残念極まりない。偉そうにかくいう自分自身にしても、体制反対を叫ぶだけで、創造的な運動をしてこなかったように思える。今更懺悔しても始まらないが。
またまた重大なことが明らかになってきた。管内閣の「原発事故対策本部」が議事録を取っていなかったというのだ。そんなことはあり得ないし、あってはならない。菅首相や枝野官房長官の指示か事務局であった保安院の意図だろうが、私は後者を疑っている・・。
飴つくり
もう一つ明らかになった事実。今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した昨夏の政府試算について、「供給不足にはならない」という別のシナリオが政府内に存在したと。供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調するためだったのだ。
「経産省は都合のいいデータしか公表していないのではないか」と経産省に不信感を持った管直人首相が昨年6月下旬、国家戦略室に置いた総理補佐チームに電力需給の実態把握を指示、試算の根拠データの提出を求め、再試算させた。この認識自体は正しかった。
この結果、電力会社が調達できる再生可能エネルギー容量759万kw(原発約7基分)あったのに、公表された試算はゼロ、稼働停止時期を猛暑の8月に設定し、揚水発電の供給力を低めに設定するなど、あらゆる人為的操作があった。これは公開されなかったのだ。
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