おはようございます。
最近、新しいプロジェクトを進めているので、若干寝不足です^^;
ただ、新しいプロジェクトを興すのはアドレナリンが出まくるので、ハイになりますね。
疲れはありますが、いつもより元気です!
さて、本日はシリーズ化している兵法三十六計です。
この記事のタイトルにある、併戦計とは、
同盟国間で優位に立つために用いる策謀です。
本日の、反客為主が併戦計の最後の戦略ですね。
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
では、今日のテーマは「反客為主」「反って客が主と為る」
原文は以下です。
乗隙挿足(隙に乗じて、足を挿れる)
扼其主機(その中心となる、要を奪う)
漸之進也(徐々に、確実に、進めること)
これは、以下の故事からの知恵です。
曹操の配下となった司馬懿は、野心を隠して警戒心の強い曹操によく仕え、曹丕、曹叡の下で重臣となりました。
曹叡の死後、曹爽は司馬懿を除こうとしましたが、249年に司馬懿は郭太后を利用して権力を曹爽派から奪いました。
さらに251年には皇族の曹氏をすべて鄴に軟禁。
その孫の司馬炎が魏の乗っ取りを完成させて晋を建国しました。
これを大まかに解説すると、反客為主とは乗っ取りの計略です。
最初は弱くてもいずれ強者を併呑する、そんな下克上の計略と言い換えても良いですね。
この計略でイニシアティブを取るためには段階をおって進めなければなりません。
つまり、まず客の座を得て、信用を勝ち取り、主の弱点を探し、権力を奪取し、乗っ取り、権力基盤を固めるというステップが必要となります。
根気のいる計略で隠忍自重し、軽挙妄動を控えるのがポイントだと思います。
それでは次回、この「反客為主」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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