Schwarzwurzeln」 日本語に訳すと「黒い根っこ」。
先日、スーパーで旦那さまが見つけた野菜です。
スイスには日本のゴボウは売っていない、そしてゴボウに似てる野菜はあるが、風味とかはないということも知っていたので、
「これはゴボウだよ」という旦那さまに対して、「日本のゴボウとは違うんだよ」と説明するも、どうしても買いたくて仕方が無いような旦那さま。
たま~にあるんです全然料理できないのに、何故か突然旦那さまが買いたくなる食材が・・・・。前回はウサギのお肉でした
実際に料理する側としては、泥付きであまり得体のしれない物は買いたくないのですが・・・・
あまりにもしつこいので、結局買うことに。
自宅に帰って来てから、ネットで色々と調べてみたら、やっぱり日本のゴボウとは違う。でも、ゴボウの仲間ではあるようです。日本名だと「キクゴボウ」「西洋黒ゴボウ」などと言うそうです。
調べてみた結果、アクがかなり強い。日本のゴボウのような風味はなく、火が通りやすく、茹でるとホワイトアスパラのようになるようで。現地の方々は、ホワイトアスパラと同じように茹でて、クリーミーなソースをかけて食べるなどという情報をGET。
とにかくは、使う前に下処理をする必要があるようなので、早速スタート
ゴム手袋して、まずは泥を軽く洗い流し、蛇口から水を出したままにし、ピーラーで皮をむく。
日本のゴボウと違って、皮をむくと中は真っ白。
不器用なため、作業しながら写真を撮ることができなかったので、ネットから拝借ですが、
キレイな白です。
皮がむきが終わったら、包丁で日本のゴボウのようにササガキに。ササガキになったゴボウはアクを取るために酢水へ。
火のとおりが早いということなので、少しでも食感が残るように、結構厚めにササガキにしました。
ここまでやれば、あとは調理に使うだけなので、便利です。
そして、何の料理にこのササガキを使うか考えた結果。
豚汁と炊き込みご飯になりました
普通は、豚汁ではゴボウは一緒に煮込むし、炊き込みご飯ではゴボウをいれて炊き込みますが、ゴボウ風味がなくても、せめて食感ぐらいは残したかったので、豚汁では、お味噌も全部入れ終わって、食べる直前に温めるときにゴボウを入れました。炊き込みご飯では、一緒に炊かず、炊き上がったご飯にササガキを入れて混ぜて食べました。
なので、風味こそないですが、食感はしっかり残り、ゴボウって感じでした
とは言え、自宅には日本から持ってきた乾燥ゴボウが沢山あり、下処理もせずに、きんぴらにも炊き込みご飯にもできるものがあるので、別に私的には必要ないかなぁ。
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