皆様明けましておめでとうございます。
新年早々大きい仕事がゴンゴンと入ってきてもうわくわくし過ぎて心臓が痛いです。
さて、最近ふと自分の周りの日本人の若い方々が随分以前と比べて変わったなと感じることが多くなりました。
ここ2~3年くらいのことだと思うのですが、特に10代後半20代前半の方々が僕が来た7年前とは全く違って勢いがある。
残念ながらニューヨークにいる若い日本人は以前と比べて幾分か減った気がします。アジア各国が発展してきている今、ダンスやファッションなど特定の分野での留学ではない場合、若い方がわざわざアメリカを渡航先に選ぶ理由も少ないのかもしれませんね。
その分というのもおかしいかもしれませんが、来ている方一人一人のモチベーションが非常に高い気がします。
たまたま出会う方がそうだというだけかもしれませんが、以前と違って英語が不自由な方も少ないし、まだ来たばかりであまり話せないとしてもとにかく恐れずにガンガン前に出て行くので「この分だったらあと数年すればペラペラだろうな」という方ばかりで、かつ日本人らしさもちゃんと持っていてなんだか頼もしい。
うーんなんていうのかな、自分に自信を持っている方が多いと思います。
勝手にこんなことを言っては失礼かもしれませんが、僕のような30代、またその上の世代の方はどうも旧世代の日本人といった感じで、海外に出てきているのに内向き思考というんでしょうかね、
日本人同士ごちゃごちゃ小さなことで日々揉めているか、古い日本の慣習(生活面、仕事面でも)をそのまま海外に持ってきてしまって意味も無く偉そうにしているか、それ以上に最低なのは
一人ぼっちで部屋(オフィス)に閉じこもって日々寂しく過ごしているか(お、俺?) 、そのどれかに当てはまる方が多い気がします。
なので、本当は上の世代が下の世代のために道をこじ開けてあげるべきなのでしょうが、どうも年上の奴らは役に立たんとばかりにニューヨークでは若い人達が活発に動いている気がする。
まぁといっても、いかんせん数が少ないのでどうしても大きな力になるとは到底思えないのですが、一人一人はとても輝いているなぁと、逆に僕のようなおじさんが励まされる毎日です。
ただ残念なのは、未だに「現地の大学を卒業したら日本に帰って大企業へ就職」という希望に燃えている学生が多いこと。
君らはアメリカで4年以上も教育を受けているんだろ、ひとまず数年だけでも海外で働いてみようと思わんのかね、と言いたいです。
日本の大学を卒業した学生と、アメリカの大学を卒業した日本人学生のどちらが優秀かなんてのは正直分からない。
むしろ周りの大半の大学生が遊び呆けている中、他人の誘惑に負けずに勉強したり課外活動に燃えた大学生活を送った日本の大学生はかなりすごいと思う。
周りが勉強しているから自分も勉強して卒業したというアメリカの大学の日本人学生よりもっとすごいかもしれない。
でもポイントは、どちらの学生も優秀であることに変わりはないが、4年間の学生生活で得たスキル・経験は全く違うということ。
アメリカの大学で学んだ学生が、なぜ日本の超ドメスティックな一流企業を第一志望として選ぶんだろう。自分の能力が発揮できないところになぜわざわざ行こうとする?それが僕には全く分からない。
あーもったいない。
もっと自分を見つめてくれい。
と新年早々、愚痴から始めさせて頂きました。今年もだらだらと書き続けるのでどうぞよろしくお願い致します。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。