年代物の中古ミシンが並ぶ
4日(水)昨年に引き続き元旦を日本で迎えたのだが、震災もあって今年の年賀状には出す側も受け取る側も特別な気持ちが籠っているように思われる。メールで送れる相手にはメールで失礼した。受け取った年賀状は70通余り、現役時代の半分以下だが・・。
そんな中、スウエーデンに留学中のM君からのメールの年賀は改めて、今年のブログは本来の教育問題に復帰したいと思わせた。彼は日本での教師を目指しているが、私がそうであったように、海外に出ると、日本との格差に愕然とし、意欲をそがれるようである。
「スウエーデンで先生のブログを読んでいるとすごく感じるのですが、この地震から日本はあまり学んでいないように見えます。スウエーデンは、この福祉政策を長い時間をかけて進めてきました。人と自然を大切にしてきたからこそできた今のスウエーデンは、やはり生活の質が高いと思います。日本に比べ、家族や友人、近所のつながりは深く、自然もたくさんあり、何か人間味のあると言いますか、人の温かさを感じます。
街路樹の植え込みもバイクが占拠
特に、移民政策に対するスウェーデンの柔軟性には驚かされます。スウェーデン語を習得するための学校や機会の提供はもちろんのこと、生活支援や、人権の保護、就職支援は大変優れていると思います。学校にいて、様々な人種の子供がいるにも関わらず、だれもいじめや差別をすることなく、むしろクラスで活躍する彼らの姿を見て、感動しました。
日本人はいま、変化を求めているのでしょうか、橋本府知事を大変評価するような報道、支持する人の増加がみられます。しかし、私は全く理解できません。日本人にとって今の政治は停滞していて、劇的な変化を求めるのかもしれませんが、それが正しい方向に進んでいなければ、何も意味がありません、むしろ悪化するのではないでしょうか?
日越共同道路開通まで77日
小泉政権を評価する人が見受けられますが、彼が行った政策は本当に今幸せな世の中を作り出したのでしょうか、私はそうは思いません。非正規労働者の数は増え、雇用状況は悪化の一歩をたどり、郵政の民営化も、過疎地域から郵便制度を奪い、むしろお年寄りに生活苦を与えているように思います。私はゆとり世代とくくられ、バカ扱いされる、被害者の一人です。私よりよっぽどバカな世代はたくさんいると思うのですが・・・」
少し長く引用させてもらったが、日本にもこのようにたくましい23歳の若者がいるということ、スエーデンのような人間中心の福祉社会とて、初めからそうであったのではなく、多くの市民、国民による議論が土台にあって、政治家を変え、社会を変革してきたのだということを学びたいと思う。大震災を経験したいまこそそのチャンスなのだと思いたい。
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